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McIntosh マッキントッシュ C34V オーバーホール その15

2011年07月04日 | オーディオ

当初の予定通り?ほぼ半年がかりで一応の完成にまでたどり着いたオーバーホールですが、ここにきて新たな願望が沸いてきてしまいました。

スイッチや接点の整備、電源回路の改善(改悪かも?)などを終え、聴き間違えるほどクッキリ・スッキリと骨太な筋肉質なサウンドに生まれ変わったC34Vですが、、、、

確かに80~90年代(勿論70年代も含む)の重厚な(中低域のパンチを重視した)サウンドを聴くにはもってこいなのですが、もうひとつ キレの悪さが拭えません。

  そこで思いついたのが、OPampの交換です!!

どうやら音質への影響がつよい部分には、NE5534という現在もバリバリ現役の銘OPampが片chに3個ほど使用されております。こいつをスピード感があるだろう(恐らく?)新しいICに交換してやろうと思います。

Opamp_lme49990

LME49990という2010年登場の最新型ICです!!なんでこんなに小さくなっちゃったの

変換基板に組っ付けてもらって購入しました。

Opamp 左が元のNE5534、左がLME49990

新旧のICです。ICソケットになっているので数秒で交換ができます 便利!! マズはLchだけ交換してみました。

Opamp_llme49990

しっかし、、、どうも違いがよく判りませんので  一気に全部交換してしまいました。

Opamp_2

  イヤ~ こりゃ いーや!!  

目論みがほぼ達成された感じです。 ある程度中低域の重厚感をのこしたまま、さらに低域が下まで伸び、音全体にキレがでてきました。

Opamp_3

結構発熱も多いです!!  ほんの数分でかるくこの位(70℃以上)にまで上昇します。 

コチラはPHONO入力部のRIAA回路に使用しようと準備したLT1115です。

Opamp_riaalt1115

まだアナログプレーヤが入手できていないのでまだ交換しておりません。

C34Vで、こんなOPamp交換の楽しいお遊びができるとは思っておりませんでした。 またLME49990へ交換して、ほぼ予定通りのサウンド変化ができたこともまことに愉快なことでした。

   でも、、、、でも、、   また新たな願望が、、、

といいますのも、中低域重視のサウンドゆえ高域の伸びがないのです!!  なので、次回は抵抗やらコンデンサを交換してみて、少しずつでも高域の伸びを追求してみようと思案しているところです。

 まったく終点の見えないドロ沼のような世界ですネ~

         それゆえ?ですかネェ~ 楽しいですね!!