アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

原爆の発明

2024-11-01 19:26:57 | 時代のおわりneo

◎神罰

(2010-05-07)

 

『○原爆の発明

 

原子爆弾は日本の博士が発明して「日本は人道上使えぬ」といってドイツへやった。それをドイツでも使わず、アメリカに使われたのである。悪いことばかり考えるから、日本に落とされたのだ。日本人が造ったから日本に落ちた。

(昭和20年9月4日)』

(出口王仁三郎玉言集 新月の光(下)/木庭次守編/八幡書店から引用)

 

大物スパイであるベラスコの発言をみるとナチス製の原爆がナチス降伏後アメリカに引き渡されて、それが日本に落とされたのではないかという話が出てくる。

 

また天皇陛下が、日本における原爆の研究のストップを命じたというような話も別の本で読んだ記憶がある。

 

真偽はともかく、そのナチスの原爆が日本製のものだったという話はまだ世の中に出てきてはいないが、もし出てきたら大騒ぎになるだろう。そしてまた神国日本ではそういうろくでもないことを研究開発するとこうなるという「神罰」の典型例と考える人が出てくるだろう。

 

出口王仁三郎は「神は罰を当てない」ものだと言うが、なかなかどうして。

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なでしこJAPAN栄光の秘密

2024-11-01 19:18:08 | 時代のおわりneo

◎思いの純粋さが奇跡を呼ぶ

(2011-07-23)

 

東北関東大震災は人に日常意識の裂け目を見せつけたが、なでしこJAPANの予想外の栄光は、ポジティブな意味で人の最深層の願望は実現するという現実を見せつけた。これは毎日毎時、欧米流、韓流によって日本文化破壊に向けた洗脳を繰り返されている疲弊した日本人に、いにしえの大和魂を、なつかしく思い起こさせる機縁となった。

 

スピードとフィジカルで大きな差がある日本がどうして勝てたのか?

 

バルサばりの相手の逆をとってはショート・パスの連続での攻撃と、複数で囲い込んでボールを奪取するディフェンス、決勝のアメリカ戦での宮間選手のゴール前への詰めからの同点ゴール、そしてセットプレーからの澤選手のミラクル・ヒールキック、目に見えるプレーばかりが注目されるが、そのプレーのよってきたる根源は、あきらめない心、低所得からのハングリーさだけだと見れば見誤る。

 

アメリカのゴールキーパーSolo選手のコメント「I truly believe that something bigger was pulling for this team.何か大きなものがなでしこJAPANを引っ張っていた」。

 

なでしこの選手生活の環境は恵まれているとはいえない。プレイヤーとしてだけの生活では、食べられなかったり食べていくので精一杯なのだ。

正確無比のファンタジスタ宮間選手のコメント「自分たちはプレーで結果を出すしかない。」

大会得点王にしてMVPの澤選手のコメント「今後、女の子がサッカーをやれる環境がもっと整い、また、サッカーをやりたいと思う女の子たちが増えてくれればいいなと思います。」

これがなでしこの置かれたシュチュエイションとモチベイション。

 

 

そして夢に前兆を知る。

澤選手のコメント、「決勝戦の前日には金色のテープが舞い降りてくる夢を見た。」

 

更に澤選手の完璧な観想法によるビジョンの現実化。

澤選手のコメント「今日の決勝戦は優勝するシーンしか想像できなかった。日本が青のユニホーム、青のパンツ、青のソックスで戦って、表彰台の上でトロフィーを掲げるシーンまで鮮明に想像できていたし、ユニホームの色も含め、本当にそうなりましたね。」

悟っている、悟っていないは確かに問題だが、ワールドカップ獲得のために、モチベーションも正当で揺るぎないものであって、かつここまで正確な手順を踏まれては、神もなでしこの願いを認めるしかなかったのではないか。

 こうして、何か大きなものがなでしこJAPANを引き寄せた。召命とは、神がその人を召すこと、神に指名され引き寄せられることだが、第三者から見れば、何か大きなものが人を引き寄せたと見える。

 それにしても澤選手は、一途、あきらめない、努力だけではなく、「それ=不可能と見えることを実現する術」を知っている老熟の太古の神の顕現みたいな感じを受ける。

なぜだか試合中の澤選手を見ると、わが菩提寺にある脱衣婆(三途の川の渡し賃である六文銭を持たずにやってきた亡者の衣服を剥ぎ取る老婆)にそっくりだと思ってしまうのだ。

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2024MLBワールドシリーズ、ドジャースが優勝

2024-11-01 03:45:41 | 時代にFace it

◎大谷翔平の不調が、シリーズの敗因にならなかったところが、見えない力があったところ

 

2024年MLBワールドシリーズ第5戦は、想定外の大逆転でヤンキース6-7ドジャースとドジャースが優勝をさらった。全体の印象は、ドジャース・ファンには失礼かもしれないが、2011年のワールドカップ(W杯)ドイツ大会で初優勝を飾った日本女子代表(なでしこジャパン)の決勝の日本対アメリカ戦を思わせるものがあった。

澤穂希の奇跡のボレーのようなものはなかったが、試合の流れ全体は、目に見えないある力を受けたものであったように思う。

 

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」は、プロ野球の故野村克也監督の言葉。

ヤンキースは、クリーンナップのジャッジ、チザム 、スタントンがそれぞれ本塁打を打ち、4回終了時点で5-0の五点差で、ヤンキースの圧勝を誰もが予想していた。

ところが5回の表のドジャースの攻撃は、センターのジャッジの落球、ショート・ボルペの悪送球、一塁ゴロでの投手コールのベースカバー忘れと続き、守備の乱れによって幸運にも5点を稼いだ。

この時点で勝利の女神は、最後までドジャースに向くことを決めていたようだった。

 

ワールドシリーズ全体を通して印象的だったのは、第一戦のフリーマンの逆転サヨナラ満塁ホームラン。ベッツの申告敬遠を受けての打席のフリーマンは、このホームランを呼び起こした。球場から帰る多くのドジャース・ファンの、ウォーという腹の底から出る叫びを聞いた人は多かったと思う。シリーズ勝利への飢えを呼び起こし、道筋までつけたのだ。

それとヤンキース・スタントンの走塁。第三戦4回、スタントンは、レフト前ヒットで2塁からホームに走ったが、あまりの鈍足で、本塁タッチアウト。これは、ヤンキース全体を象徴しているシーンの一つだったように思う。

第二戦の盗塁で左肩亜脱臼の大谷翔平は、打率は低調だったが、単に打線にいるだけで威圧感があるということでなく、チーム全体の勝利に向かう姿勢、モチベーションを上げるという点で、存在が大きかったのではないか。また大谷の不調が、シリーズの敗因にならなかったところが、見えない力があったところだと思う。

結果から見て、大谷翔平は、持っている男であり、野球の申し子である。ただこういうパーフェクトな選手が出てきたということは、野球全体が終わりに向かうことを、歴史の教訓は教えてくれているのではあるまいか。

コメント (2)
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