◎古史古伝、生成AI、日月神示、みろくの代
Youtubeを何本か見たのだが、非常に考えさせられるものがあった。
一本は、NAOKIMANと日月神示の仲矢伸一の対談(秘密結社Naokiman Show
https://www.youtube.com/watch?v=7ovGVsk7ZSg)。これは、なんと144万回視聴。大体知っている話が多かったのだが、竹内文書などの神代文字の古文書のことに言及があり、一度は文書を見ているのだなと思った。確かに古史古伝系は重要で、神代文字は多くの種類があるものの、所詮古い時代の予言であり、その将来像は多くは古いがゆえにズレが大きいのだろうと思う。というのは出口王仁三郎は古史古伝への重視はあまり唱えなかったからである。
現代は、わが身このままで未来予知もできる肉体に進化したからには、特にそうしたものに興味のある人以外は、あまり研究してもしょうがないのではないかと思った。
次に生成AI。これは、多くの人の話を聞いてみると、詮ずる所、核ミサイルのボタンを生成AIが握って人類絶滅までに至る可能性を懸念していることがわかる。仲矢伸一は生成AIの将来についてははぐらかしていた。私からみれば、生成AIは飛び魚であって、水平にしか移動、拡大しない。生成AIは、垂直ジャンプできないのである。生成AIは次元を超えるという真似ができないから、古代ギリシアでも低評価だった水平移動しかできない飛び魚に似たテクノロジーなのだろうと思う。ただし生成AIはSNSと相俟(ま)って、何が正しくて何が誤りなのかわからない混乱をますます深めることになると思う。
なお日月神示は出口王仁三郎の審神を経ていないから、私はあまり評価していない。
youtube動画界では、2025年危機説が盛んだが、これは1999年危機説と同様で、世界滅亡に至るカタストロフィーが2025年に起きるかどうかが問題なのではなく、2025年に各人に意識の絶対的な危機状況がやってきて、そこで覚醒できるかどうかが問題なのだと思う。肉体死が起きるからといって、その際誰もがニルヴァーナに入ったことを自覚するわけではない。
この対談では、令和時代が来たようにみろく時代が来て、各人は漫然と何もせずともみろく時代が来るような共通理解があるようなのだが、たとえ驚天動地のポールシフトが起きても、その時自分が悟るかどうかは別の話。
またこの対談では、みろくの代では、全人類が霊感覚を持つことにも言及されていたが、その霊感覚は悟りの結果随伴するもので、悟りが主で霊能力があることが従。霊能力があって悟っていない人は、昔も今も一杯いる。
Naokimanのしゃべりは絶妙で、関心の方向は現代的であり、まさに危機の時代だからこそ百万再生を稼ぐのだと思った。