アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

大本神歌-3

2024-11-10 12:08:38 | 古神道の手振りneo

◎第三次世界大戦
(2021-10-29)


(大意) 
日本は、日清、日露、第二次世界大戦と経てきたが、これからは、更に何段階かの第三次世界大戦がある。
初段は、「戊の、午の年」からスタート。アラスカ、シベリア、モスクワのラインから日本に侵攻開始(アメリカも入っている)。
二段目は、ミサイルや軍用機が天を蔽い、東の空に舞い狂って幕が開く。(二段目は、あまりに悲惨で出口王仁三郎も詳述を避けた。)
三段目になって、ようやく国の御祖神が選んだ48人の神人が、日本心を振り起し、何の猶予もなく、言霊をもって、天下の四方の国々を治めて、ようやく至福千年、千早振る神代ながらの祭政一致、常磐の御代が実現する。

※瑞能神歌:『ほ日の命の現はれて、海の内外の嫌ひなく、降らす血雨の河と成り、屍は積みて山を為す、カラクレナイの敷島の、赤き心は日本魂、火にさへ焼けぬ国魂の、光り輝く時となり、体主霊従の身魂を焼き尽し、水火の国の中津国、下津岩根に現はれし、厳の御魂の勲功の、天照る御代の楽もしさ。』

(原文)
『大本神歌(三)
綾の高天に顕はれし、国常立の大神の、神諭畏こみ謹みて、厳の御魂と現はれし、教御親の神勅に、日清間の戦ひは、演劇に譬へて一番叟、日露戦争が二番叟、三番叟は此度の、五年に渡りし世界戦、

竜虎相打つ戊の、午の年より本舞台、いよいよ初段と相成れば、西伯利亜線を花道と、定めて攻め来る曲津神。力の限り手を尽し、工夫を凝らし神国を、併呑せんと寄せ来り、天の鳥船天を蔽ひ、東の空に舞ひ狂ひ、茲に二段目幕が開く。

三段いよいよ開く時、三千余年の昔より、国の御祖の選まれし、身魂集る大本の、神に仕へし神人が、御祖の神の給ひたる、日本心を振り起し、厳の雄猛び踏み猛び、厳の身魂を元帥に、瑞の身魂を指揮官に、直日の御魂を楯と為し、

何の猶予も荒魂、爆裂弾の勇ぎ能く、神の軍の奇魂、奇しき勲功は言霊の、天照る国の幸魂、言平和す和魂、魂の助けの著るく、轟く御代を松の代の、

四十有八の生御魂、言霊閣に鎮まりて、四方の国々天の下、治めて茲に千早振、神代乍らの祭政一致、開き治めて日の本の、現津御神に奉る、常磐の御代ぞ楽しけれ。』
(大本神歌/出口王仁三郎から引用)

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無の二側面と空

2024-11-10 07:18:50 | アヴァターラ神のまにまに

◎鏡あるいは石ころがとても素晴らしいものであると誰が思うだろうか

 

墓に行くと五輪塔があり、一番上のスライム様の石を見かけることもあるだろう。これが空のシンボル。

OSHOバグワンは、空は、ウパニシャッドでは、至福と呼ばれ、仏教・釈迦はこれを空と呼んだと説明する。OSHOバグワンは、空とは心全体が去ったゆえに、不安、苦悩、恐怖がないから至福であるとする。

 一方でOSHOバグワンは、無には、ネガティブな見方とポジティブな見方があるとする。曰く、無とは、からっぽのものである死のような闇のような地獄のような、喜びなく歌がなく胸の高鳴りのないもの、これがネガティブなものであるという見方。これが西洋で神が無と呼ばれない理由で、西洋では無は恐怖であった。うつろな心は悪魔の仕業などと言って。例外は、ディオニシウス、エックハルト、ベーメ。

 

逆に無についてポジティブな見方をとるのは、東洋。OSHOバグワンは、釈迦は、空の中でのみ、無の中でのみ神のような質が起こり得るとする。空と無は同義。

OSHOバグワンは、釈迦、マハーヴィーラ、禅者、道士においては、無とはすべてのものが消え失せた後には、ただ純粋な意識だけが残る。曰く鏡には何も映っていないが鏡だけが残る。鏡に映っているものがマインド(頭)、何も映っていない鏡がノーマインド(無心)。

 何も映っていない鏡は、無であって、ダンテス・ダイジなら石ころの心だが、そこから豊かに満ち満ちてあふれ出す。『仏陀はこの無を「満ち溢れる慈しみ」と定義した。』(英知の辞典/OSHO/めるくまーるP526から引用)

慈しみとは愛である。

※ディオニシウス:紀元1世紀のアテナイ人。キリスト教神学と新プラトン主義を結び付け独自の神秘主義を立てた。 

この一見無機質で、とりつくしまもない鏡あるいは石ころがとても素晴らしいものであると誰が思うだろうか。この功利的で殺伐とした地獄のような気分の人が多数生きる時代に。

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