◎カラ国の侵攻
(2021-10-28)
(大意)
連合国の味方であるとこれまで尽くしてきた唐国が覇権戦略に転換し敵対開始、白露国も加わって、連合国が勝つべき戦も負け始め。西の空は暗雲漂い、ついにはインド洋も手中にする。ウラジオ、日本海と跳梁し、日本本土に侵攻し、戦勝までもう一息のところで、
天火水地と結んだ大和魂の言霊のパワーにより、渦巻き猛る荒浪に、敵国の大艦小船残り無く、すべて海底の藻屑となる。
敵の核ミサイル、戦闘機、爆撃機、ドローン、軍艦、潜水艦も、皆それぞれに亡び失せ、影をも止めぬ惨状に、敵連合軍もおのいて、引き続いてやってくる松と梅の至福千年は、世界を救う、神の稜威であって尊いことだ。
(原文)
『大本神歌(二)
聯合の国の味方と今迄は、成て竭せしカラ国の、悪魔邪神が九分九厘、モウ一厘の瀬戸際に、旗を反すと白露の、其振舞いの非義非道、凡ての計画を狂はせて、勝つ可き戦争の負け始め、永びき渡る西の空、黒雲晴るる暇も無く、独り気儘の仕放題、
印度の海も掠め取り、茲にも深き経綸為し。次いて浦塩日本海、我物顔に跳梁し、卜ン卜ン拍子に乗り出して、神の御国を脅迫し、モウ一ト息と鳴戸灘、
渦巻き猛る荒浪に、大艦小船残り無く、底の藻屑と亡ぶるも、綾の高天に最と高く、空に聳えし言霊閣、天火水地と結びたる、五重の殿に駆け登り、力の限り声限り、鳴る言霊の勲功に、
醜の鳥船軍艦、水底潜る仇艇も、皆夫れぞれに亡び失せ、影をも止めぬ惨状に、曲津軍も慄のきて、従ひ仕へ来る世を、松と梅との大本に、世界を救ふ艮の、神の稜威ぞ尊とけれ。』
(大本神歌/出口王仁三郎から引用)