らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ぶどうの栽培(その2)

2008-06-06 | 家庭果樹

昨年から実をつけ始めたブドウ(巨峰)ですが、昨年は自然に任せていたため、売られているような粒の揃った、見栄えのいい房の収穫が得られませんでした。

今年は栽培方法を調べて、その通り実践している積りですが、教科書通りに進んでいないような感じです。
果実の栽培は難しいですね。

悪戦苦闘ぶりを「栽培記録」として書いていきます。

5月23日にぶどうの花をご紹介した時の画像です。

この時点で摘房・摘粒し、全体の房数と1房当たりの粒数を制限する必要がありました。

開花のときに1回目のジベレリン処理を行い、その12日後に2回目のジベレリン処理をしたところ、このように大きくなってきました。(下の画像)
この後、成長の遅れた小さな粒を摘粒し、更に成長の悪い房を摘房して袋掛けをします。

巨峰の場合で1房の粒数は30個前後に摘粒するようです。

家庭果樹では沢山収穫できればそれで満足と考えていましたが、栽培する限りは大きな粒で色艶の良い、そして見栄えのする立派な房を作って見たくなりました。

調べた栽培方法に沿って実践していきます。

「栽培方法」(巨峰の場合)
 ・剪定  前年に伸びた枝に今年結実しますので、冬の剪定では7~8芽を残して
       切り詰めます。
 ・肥料  12月~1月に市販の寒肥を施します。
 ・摘蕾  5月の開花前に行います
       目安は、50cm位の新梢には3本に1房、
            1mほどの新梢には2本に1房、
            2m以上の強い新梢は1本に1房になるように摘房します。
 ・摘粒  小さな粒は取り除き、1房に30個前後の粒を残すように摘粒します。
 ・摘果  房の枝近くの穂(粒)を取り除き、先端も1cmほど切り取ります。
       穂の長さは5~6cm位にします
 ・種無し処理 開花時に1回目のジベレリン処理を行い、その10日~14日後に
                2回目のジベレリン処理を行います。
 ・袋掛け 2回目のジベレリン処理後、袋掛けを行います。
 ・害虫予防  5月下旬と6月上旬にスミチオンとダコニールの混合液を散布します
           8月~9月にもスミチオンを散布します