百合の花
2008-06-25 | 花
5月19日の当ブログ「芍薬」では、美しい女性の容姿や立ち居ふるまいを形容する言葉として、
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
を紹介しました。
今日は、その言葉の最後に言われている「百合の花」をご紹介します。
家の近くにある散歩コースの途中に、色鮮やかな5種類の百合の花が咲いていましたので思わずシャッターを切りました。
1.「白百合」です。
花言葉は「純潔、無垢、威厳」
花言葉の通り、純白の花が純潔、無垢そのものと言う感じで見事でした。
2.「黒百合」です。
昭和29年頃に、織井茂子が「黒百合の歌」を歌ってヒットさせました。
その歌詞の中で
「黒百合は恋の花 愛する人に捧げれば 二人はいつかは結びつく・・・・・」
と歌っていますが、果たしてどうでしょうか?
花言葉は「恋、呪い」
3.「赤百合」です。
花言葉は「思わせぶり、虚栄心」
4.「オレンジの百合」です。
花言葉は「華麗、愉快、軽率」
5.「黄色の百合」です。
花言葉は「陽気、飾らぬ美」
百合は中国、日本などアジアを中心に広く分布しています。その原種は100種以上あると言われています。
万葉集にも詠われている「百合の花」、その1首をご紹介します。
「あぶら火の 光に見ゆる わが蘰(かづら)
さ百合の花の 笑まはしきかも」
大伴家持