らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

畑の暴風被害

2013-07-06 | 家庭菜園

大阪・熊取地方は、先月下旬から度々大雨、洪水、強風などの注意報が発表されています。
特に強風注意報は今日で4日連続出ており、中でも4日の夜から5日にかけて吹き荒れた強風は、電線や隙間ををすり抜ける音が獣の鳴き声のように聞こえ、台風にも劣らないような暴風が夜通し吹きました。

この暴風で畑の果樹や野菜の支柱が気になったので行ってみると、案の定、十数個の梨が落下しており、また支柱も傾き、倒壊寸前の状態でした。
梨は先月の袋掛け後、数回の強風に見舞われた事から落下の数は既に二十数個を数えています。

・袋と共に飛ばされて落下した梨の袋です。


以前に東北や信州のリンゴ農家の方が台風による落果被害の無念さを語るニュースが流れたことがありましたが、その人たちの気持ちが非常によく分かります。

・これは落下した豊水です。既に直径6~7㎝までになっています。


・こちらは二十世紀梨です。こちらは豊水よりやや小さく、大きいもので直径4~5㎝くらいです。


これはゴーヤの棚ですが、これも強風で傾き、倒壊寸前でした。



早速、補強することにしました。
支柱を打ち込み直し、竹を斜交(はすか)いに打ち込んで結わえたことから、南北(左が南)への傾きに対しては万全となりました。


これはスイカとマクワウリの畝ですが、こちらも南からの強風によって傾きました。
こちらは倒れる可能性が低いと判断し、網の内側から支柱2か所に突っ支いをして補強しました。

これ以外にもインゲンや胡瓜、トマトなどの支柱が傾き、更に、茎が折れたり、葉が傷むなどの強風による影響が出ていました。
自然を相手にする農家の大変さがよく分かりました。