連日35度前後の猛暑が続いていますが、家庭菜園ではこの暑さを有効に活用する方法があるのでご紹介します。
夏の日射は人には辛いですが、害虫や細菌にも同じことが言えます。
夏のこの暑さは畑の土壌消毒する絶好のチャンスです。
畑の土壌の中にいる害虫や細菌は連作障害の最大の要因であり、それを除去することによって連作も可能となることから、先日、太陽熱による土壌消毒と殺菌をするために黒マルチを張りました。
・これがその畝です。
ここは今年イチゴを植えた畝で、来年も同じ場所に植える予定であることから土壌消毒をしました。
方法は、畝全体に石灰窒素(肥料と農薬の効果がある)を施して耕運機で耕し、その上に黒マルチを張って密閉します。
風で飛ばされないようにマルチの上や継ぎ目の個所に土を乗せて抑えます。
この状態を2ヶ月ほど続け、9月中旬にイチゴの定植をする為の畝を作ります。
昨年も同様の方法で実験したところ連作障害が発生しなかったことから、今年も多分大丈夫かと思います。