「王将」や「矢切の渡し」などのヒット曲で知られ、文化勲章を受章した作曲家の船村徹さんが去る16日、心不全のため84歳の生涯を閉じました。
船村さんは栃木県の生まれで、独学で作曲法を学んだのちに、昭和28年に作曲家としてデビューし、春日八郎の「別れの一本杉」などのヒットで評価を高め、昭和36年には村田英雄の「王将」が戦後初めてのミリオンセラーとなり、作曲家としての地位を不動のものにしました。
船村さんが作曲した曲は5000曲以上にのぼり、数々のヒット曲を誕生させて昭和歌謡の全盛期を支えた作曲家の一人でもあります。
今日は船村さんの数あるヒット曲の中から「別れの一本杉」をお聴きいただきたいと思います。