らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

カネノナルキの花

2020-02-25 | 

今日はカネノナルキの花をご紹介したいと思います。
カネノナルキ(金のなる木)はベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物で、正式名はクラッスラ・ポルツラケアと言い、園芸名ではカゲツ(花月)と呼ばれています。
そして、和名はフチベニベンケイ(縁紅弁慶)と言いますが、この名前はあまり使われていないようです。
原産地は南アフリカで日本には昭和初期に渡来しました。

「金のなる木の名前の由来」
「金の生る木」の名前の由来は、栽培業者が販売促進のために五円硬貨の穴を頂芽に通して固定し、若枝が硬貨の穴を通ったまま成長するようにして硬貨が生ったように見せかけ、一種の縁起物的な販売方法をとったためとする説や、葉が丸っこく分厚い形でお金のように見えるからとする説などがあります。
英語名では、葉が硬貨に似ていることから「dollar plant」と言われています。

・この鉢はまだ蕾の状態です。


「花の咲かせ方」
花期は冬で、花を咲かせるためには、1年を通して水やりを控え、出来るだけ日光に当て、そして、夏を過ぎたら絶対に切り戻しをしないことと、真冬の厳しい寒さ(0℃以下)や霜に当てないようにすることです。
以上の点に気をつければ比較的簡単に花を咲かせることができます。



「増やし方」
増やし方は挿し木で行います。
時期は5~8月が適期で、方法は葉のついた茎を5センチ前後の長さに切ります。
日陰で切り口をよく乾かして用土に挿します。
1か月ほどで発根します。