新型コロナウイルスの感染で始まった令和2年は、感染拡大が収まらないまま、今日を含めて残り3日となりました。
一昨日にはイギリスで流行している新型コロナの変異種が国内で見つかったとの報道もありました。
一向に収まる気配のないコロナウイルスの感染拡大。
来年には延期された東京オリンピックが予定されていますが、このままではこれも危ぶまれそうです。
年末年始の不要不急の外出を自粛することによって、何とか収束に向かってほしいものです。
さて、コロナ禍であってもお正月に初詣に行かれる方は多いと思います。
既に神社の参拝方法は十分ご存じだと思います。
その上で、改めて正しい参拝の作法について調べてみました。
・大阪熊取町の大森神社です。
「参拝の作法」
1.鳥居のくぐり方
神社の鳥居は聖域への入り口なので、軽く一礼してからくぐります。
2.参道の歩き方
参道の真ん中は神様の通り道なので端を歩いて境内に入ります。
また、参道の中央を横切る際に、軽く頭を下げながら通ったり、中央で神前に向き直って一礼してから横切ります。
3.手水の仕方
① 右手で柄杓(ひしゃく)を持ち、水を汲んで左手にかけ左手を清めます。
② 次に柄杓を左手に持ち替えて、同じように右手を清めます。
③ 再び柄杓を右手に持ち、左の手のひらに水を受けて口をすすぎます。
④ 口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手に流します。
⑤ 最後に水の入った柄杓を立て、柄に水を流してから伏せて置きます。
4.拝殿に進む
拝殿に着いたら、魔除けと神様を呼ぶ合図を兼ねた鈴を鳴らし、お供え物として賽銭箱にお賽銭を入れます。
ここまでが礼拝する前の清めの儀式になります。
「礼拝の作法」
拝礼の仕方は「二礼二拍手一礼」の作法で拝礼し、会釈をしてから退きます。
・二礼・・・姿勢を正してから腰を90度に曲げる深いお辞儀を2回します。
・二拍手・・それから胸の高さで柏手を2回打ち、手を合わせてお願い事を伝えます。
この時、神様には自分の名前だけではなく、「○○市▽▽町□番地の○○です」と住所も省略せずに正確に伝えます。
名前だけでは誰なのか神様が分からないからです。
・一礼・・・礼拝の最後にする礼ではしばらくそのまま頭を下げ続けると、不意に願いをかなえる方法を思いつくことがあると言われています。
これは神様からいただく有難い「ひらめき」だと言われています。
参拝を終え、境内(鳥居)を出る際は社殿の方に向き直って一礼します。
以上が正しい参拝作法となっています。
コロナ禍での初詣なので、ソーシャルディスタンスを確保して、感染には十分注意しながら参拝していただきたいと思います。