らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

パクチーの育て方

2022-03-29 | 家庭菜園

パクチーと言う野菜をご存じでしょうか?
ご存じない方が多いかも知れません。
また、ご存知の方でも「カメムシのような臭いがするので嫌いだ」と言う人も多いのではないでしょうか?

そのパクチーについて、先日、NHKが「パクチー調理法で大変身」と題して放送していたのです。
そこでパクチーについて調べてみました。

「パクチー」
パクチーは、地中海東部が原産とされるセリ科コエンドロ属の一年草で、日本には10世紀ごろに渡来したと言われています。
名称の「パクチー」はタイ語で、英語では「コリアンダー」、中国語では「香菜(シャンツァイ)」と言い、世界各地で愛されている野菜という事でした。

そして、日本ではパクチーは生の状態を指し、コリアンダーは英語圏で使われるスパイスとして、種子や葉を乾燥させてパウダー状にしたものを言います。
そのパクチーですが、日本でも、ここ数年で専門店が次々と登場するほど人気が急上昇中とのことです。

・パクチーの苗を定植したところです。


「育て方」
育て方について放送では、生産者の方が次のように言っていました。
パクチーの植え付けは、水をたっぷり与えた柔らかい土に間隔を広く取って植え、ストレスを与えないように伸び伸びと育てること。
こうすることで美味しいパクチーが栽培できるとのことでした。

パクチーは私も少し植えているので、放送後、畑に行ってみると、専門家の育て方と逆でした。
即ち、固い土に植えており、株間が狭く、土も乾いていて水もあまり与えていませんでした。
これでは美味しいパクチーは育たないですよね。
反省しています。

・伸びてきたパクチーです。


「好き嫌いが分かれる野菜」
パクチーといえば、その強烈な香りから好き嫌いが分かれるようです。
カメムシのような強烈な香りから拒否感が先行して嫌いになるのだと思います。
しかし、そんなクセの強いパクチーですが、タイやベトナムなどでは食欲増進、消化促進効果やデトックス(毒素を排出=解毒)、殺菌作用のほか高い栄養価が評価され、多くの料理に利用されています。
そして栄養価については、とくにビタミン類を豊富に含んでいるのが特徴のようです。

更に、肌の健康維持や活性酸素の抑制、皮膚や細胞のコラーゲン合成などの効果が期待でき、またパクチーの香り成分に含まれる「ゲラニオール」は、女性ホルモンの一種「エストロゲン」の分泌を助ける作用があるともいわれています。

・密集している我が家のパクチーです。


「家庭でできる簡単レシピ」
テレビでは家庭でできるパクチーの簡単レシピを3種紹介していました。
興味のある方はお試しください。

①だし巻き卵・・・・・(材料)卵、出し汁、パクチーの軟らかい葉の部分

②ネパールの家庭料理 (国民食)「サディコ」
 ・胡瓜を小さく切って赤玉ねぎと青唐辛子を混ぜる
 ・インスタントラーメンを砕いて入れる
 ・パクチー(生)をたっぷり入れる
 ・味付けはレモンだけ
 以上を混ぜるだけ

③初心者向けネパールカレー
 ・玉ねぎと鶏もも肉をしっかり炒める
 ・ニンジンと生姜で香りとコクをプラス
 ・青唐辛子を加える(辛さを出すため)
 ・3つのスパイスを入れる
  ・コリアンダーパウダー
  ・クミンパウダー
  ・ターメリックパウダー
  香辛料を入れたら火を小さくする(焦げるから)
 ・トマトの水煮を加え、塩で味を調えたら生パクチーを入れる
 ・しっかり火を通す
 ・そして火を止める直前に追加のパクチーを入れる(最後に入れることでいい香りが出てくる)