名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

レニングラード国立歌劇場オペラ 『イーゴリ公』 @中京大学文化市民会館 <12月5日(水)>

2007年12月08日 21時50分05秒 | 観る(ライブ)

今日の席はオーケストラピット2列後ろ、演奏中の表情、
指の動きが丸見え、楽器の音が手に取るように聞こえました。

今日の演目はロシア人が演じるロシアもの。

ボロディンの「イーゴリ公」。



ボロディンの死後、リムスキー=コルサコフと
グラズノフがまとめあげて完成させたロシア・オペラ。

ロシアの名将イーゴリ公の軌跡。

土臭いエキゾチックなメロディー。

祖国愛に満ちた雄大なる歴史絵巻。


「ロシア万歳!」的民族主義や戦いの昂揚感、、

全編に漂う土の香りもちょっと。。。

でも、2幕の愛のアリアはさすが、胸に響きました。

やっぱり、生のオーケストラと愛のアリアは最高、

「世界の中心で、愛をさけぶ」だな。



「イーゴリ公」全2幕5場(ロシア語上演)日本語字幕付き
作曲:アレクサンドル・ボロディン/リムスキー=コルサコフ、グラズノフ
台本:アレクサンドル・ボロディン(ウラジーミル・スターソフの原案に基づく)
原作:古ロシア英雄叙事詩「イーゴリ公遠征譚」
   僧院古文書「イパテフスキー年代記」