今日の席はオーケストラピット2列後ろ、演奏中の表情、
指の動きが丸見え、楽器の音が手に取るように聞こえました。
今日の演目はロシア人が演じるロシアもの。
ボロディンの「イーゴリ公」。
ボロディンの死後、リムスキー=コルサコフと
グラズノフがまとめあげて完成させたロシア・オペラ。
ロシアの名将イーゴリ公の軌跡。
土臭いエキゾチックなメロディー。
祖国愛に満ちた雄大なる歴史絵巻。
「ロシア万歳!」的民族主義や戦いの昂揚感、、
全編に漂う土の香りもちょっと。。。
でも、2幕の愛のアリアはさすが、胸に響きました。
やっぱり、生のオーケストラと愛のアリアは最高、
「世界の中心で、愛をさけぶ」だな。
「イーゴリ公」全2幕5場(ロシア語上演)日本語字幕付き
作曲:アレクサンドル・ボロディン/リムスキー=コルサコフ、グラズノフ
台本:アレクサンドル・ボロディン(ウラジーミル・スターソフの原案に基づく)
原作:古ロシア英雄叙事詩「イーゴリ公遠征譚」
僧院古文書「イパテフスキー年代記」