名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

金メダリストを輩出する大石道場。 愛知県大府市

2008年08月31日 23時11分33秒 | スポーツ

家から車で5分ほど行ったところに大石道場という柔道の道場があります。

門下生は数知れず。

吉田秀彦や谷本歩実などのメダリストも輩出し、

児童・学生柔道の全国大会でしばしば

上位に名を連ねる東海地方の強豪道場。

(ウィキペディアより)


2大会連続で金メダルをとった谷本選手。

外国勢はポイントを稼ぐ柔道が主流。

アテネオリンピック後、成績は低迷、周囲から

「一本を狙わず、ポイントを狙った方がいいのでは」

と言われるようになる。



谷本選手は、北京オリンピック開幕直前の5月、大石道場を訪ねる。

「柔道の本質、魅力は一本を取る技にある。

ポイントで勝っても誰も感動しない。

先手を取って自分の柔道をとれ」

と大石先生のアドバイスで迷いを吹っ切り、

北京もオール一本で金メダルを獲得した。

 

上の写真はオリンピック直後の道場の写真。

谷本の金メダルを祝うたれ幕もお祝い的なものは何もなかった。

子供たちがいつも通りお稽古していた。

こんな地道な活動があればこそ裾野の広い選手層が生まれるんだな。



北島康介と平井コーチ、バタフライの松田丈志と久世コーチ、

100キロ超級柔道の石井慧と斉藤監督。

選手とコーチの絶対的相互信頼関係。

なんか感動する。

人っていいな、って思う瞬間。



今日の1曲: 柔 BY 美空ひばり

柔/残侠子守唄
美空ひばり
コロムビアミュージックエンタテインメント
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<映画>闘茶(とうちゃ)@伏見ミリオン座

2008年08月31日 01時11分15秒 | 観る(映画・TV)

<プロローグ ~シネコンの罠にハマルの巻~>

題材が「お茶」、舞台が京都と台湾という映画がミリオン座で公開中と聞き見に行くことにする。少し早めに劇場に着き座席でのんびり始まりを待つ。劇場内が暗くなり、お店の宣伝V、近々公開映画のプロモーションVが終わり、タイトル表示も出ず、静かに映画が始まる。なんとなく東南アジアっぽいロケ場所。噂と異なり、かなり重いイントロ。大人達に徒に痛めつけられる子供たちのいたいけな姿を見て思わず気分が悪くなる。よくわからない東南アジア系の言語、そして江川洋介や宮崎あおい、妻夫木君まで登場してきた。「闘茶」の舞台はおそらく台湾、主役はたぶん香川照之だったはず!「入る劇場間違えた!」 そう、この映画「闘茶」ではなく、「闇の子供たち」というほとんどドキュメンタリーに近い臓器や幼児の命までをも売買するような、闇のでも現実に存在する事件を真正面から描いた社会派の映画だったのです。社会啓発の情熱が強く込められたある意味熱い映画であるし、あおいちゃんや妻ブキ君に敬意を表して最後まで見続けようとも思ったのですが、今日の私にはこの重くきっと救いのないテーマに耐え抜くパワーがなかった。



というわけで、製作者に多少の罪悪感を感じつつ
途中退場させていただき、途中から見始めた「闘茶」。

途中から見た割には、きっちりストーリー把握できる、
まあそんな映画でした(笑)。


『闘茶』

劇画風な映画。

お茶をテーマにしたドタバタ活劇のようでもある。

香川照之演じる元茶人、今はフリーターの父と、戸田恵梨香演じる
シッカリ者の一人娘に、台湾のスターF4のヴィックとニン・チャンが
絡み物語は進んでいく。

参加者がそれぞれ独自の茶葉を持ち寄り、その場で立てた
お茶の風味や様式美などで競うい合う、「闘茶」。

大人向け劇画風活劇。

ストーリー荒いな、描写曖昧だな、なんて疑問は無用。

ただ楽しみましょう。



それにしても、シネコン、侮れないね~

みなさまもシネコンで劇場に入るときには気をつけてくださいね、

って私くらいか、間違えるの。



監督:ワン・イェミン
音楽:ショーン・レノン
出演:香川照之、戸田恵梨香、ビック・チョウ、ニン・チャン他
製作:2008年、日本・台湾合作(102分)


今日の1曲: I'm not F4 BY ヴィック・チョウ

I’m not F4
ヴィック・チョウ
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
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PS。映画に登場した有名な「東方美人」は、とて爽やかで美味しいけど、私は去年台湾に行った時Joyにもらった「阿里山金萱茶」が好きです。上品で繊細、まろやかで芳醇。 Joy、元気かな。会いたいな。。。