三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

夫婦一緒に使えるキッチン

2007年05月18日 06時21分00秒 | おとこの料理&食

さて、きのうからの続きです。
情けなくも、TOSTEMさんのPR作戦に乗っかっちゃっています。
で、アンケート調査のなかで一番聞きたかったであろう項目。
「どのようなキッチンだったらいいですか?」
という質問に対しては、
1 収納の充実。 36.6%
2 広い作業スペース 32,1%
3 使い勝手のよさ 12.7%
というような結果でした。

やはりこの質問から浮かび上がってくるのは、現代の夫婦像。
夫婦とも仕事を持って働いていて、
こどもも塾通いや、クラブ活動などで忙しくて、
その分、家族でいる時間をなんとか充実させたいということ。
ようするに、料理を作るのも夫婦でいっしょに
そういう時間をも大切な家族コミュニケーションに活用したい、
というような欲求が感じられます。
広い作業平面スペースへのリクエストが高いということに
そんな思いが読み取れます。

これは、わが家でもいつも感じていること。
わが家は新築時、キッチン選びではこういう考えには至らず、
一般的な、壁に向かって立つ、I型キッチンにしました。
これはひとりで料理を作るには問題はありませんが、
時間がない中、ふたりで作る、となったら、
さっそく夫婦でぶつかり合ってしまうんです。
ようするに作業スペース平面が全然足りなくなっている。
仕方ないので、台所に面している食卓テーブル平面も、
臨時の作業ワークトップに変化して使うことになります。
「今度、リフォームするときには、絶対ここがポイントだね」
と、話し合っているところ。
それと、子育てのあいだ中、ふたりとも料理をしてきたので、
もしも、子育てが一段落したら、こんどは友人たちと
夫婦で料理を造りながら、いっしょに酒を飲んだりしながら、パーティが出来るような
そんな空間が、いちばん欲しいね、と話している次第です。
理想としては、大きな作業平面があって、
シンクが大きめのものがふたつ、コンロも2方向に。
そしてそういうキッチンが、食卓に向き合っていて、
座っている友人をもてなしながら、自分たちで楽しく料理を作って、
出来た先から、そのまま、味わってもらい、自分たちもワインをやりながら食べる。
いくつかの料理を夫婦で役割分担しながら、
次々に作っていく、というようなイメージですね。
食事の最後は、そばをゆでて締めようか、などと
作りながら、楽しみながら、食べながら、
そのまま、パーティになっているようなスペースがいいと思うんです。

こんなささやかなリフォームの夢を見ながら、
日々に追いまくられている生活でございます。
われながら、あんまり大きな夢ではありませんね。(笑)
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意外に多い「お父さんの味」

2007年05月17日 06時29分40秒 | おとこの料理&食

「ほぼ毎日、自分で料理を手作りしている」男性4割強。
~TOSTEM全国既婚男性80人調査結果~

というように銘打たれたマスコミ向け情報が、送られてきた。
この手のたぐいは、大体、採用しないことが多いのだけれど、
つい、タイトルに引かれてしまって、こうしてパブリシティ作戦に乗ってしまった(笑)。
素性を最初に明かしておくと、
これはTOSTEMの企業広報であって、自社のメールマガジンに登録した
インターネットユーザーに対してのアンケート調査結果。
男女をそれぞれ、80人に設定し、20歳代以上既婚者限定としたもの。
ということでの調査結果、であることをまず、認識してください。
まぁ、そもそも160名の調査では、限界はありますね。

で、主な結果では、
1 意外に多い「お父さんの味」4割強!
ほぼ毎日、自分で料理(朝食・昼食・夕食のいずれか1つ以上)を、手作りしている男性が
全体の42.5%を占め、その半数は子どものいる家庭。
2 お父さんの味はおいしいのか?
料理をする理由を聞いたところ、「そのほうがおいしいから」と答えたのは、
女性約25%に対して、男性は8.3%と、低い答えだった。
3 食事は、家族団らんがいちばん
家族全員での食事は、朝食で35,6%、夕食で46,3%。「理想は?」に対する答えは
夕食を家族全員で取りたい人が、9割以上。

というようなポイントが上げられておりました。
わが家のケースのようなのが、案外多いのかなぁ、というのが素朴な印象。
わが家みたいなのが、確実に増えつつあるんだなぁ、と納得。
子どもがいて、夫婦とも仕事をしている、というケースが増えてきている、
というような社会状況を表しているかも知れませんね。
インターネットを積極的に活用しているひと、というのは
年代的には、20、30~40代の方が多いでしょうから、
これから家を建てたい、と考えれば(TOSTEMの情報会員ですから)
いきおい、夫婦とも仕事を持っていることになるのではと思います。
こういう家庭で、男性が食事を作らない、というのでは、確かに済まされないでしょう。
もし、作らないでいたら、確実に奥さんへのシワ寄せはきつい。

まぁ、わが家では、このような傾向をそのまんま表したような生活。
ただ、わたしの出張が多いので、そうするとカミさんの苦労は・・・
やっぱり、母の日に、なにかしてやればよかったなぁ(笑)。
わが家の場合は、朝、わたしが作ることが多い。
で、大体、男が作ると、すこし量を多く作るので、タッパーに保存して、
夕食でもサイドメニューを固める食材として、再活用している。
大体、3品くらいのおかずを考えています。
魚は焼き魚、玉子料理は目玉焼きにベーコンか、玉子焼き、プレーンオムレツ。
それらに野菜中心のサラダとか、酢の物で野菜の量の多い料理など。
サラダのバラエティには気を使います。いろいろなバリエーションで、
子どもと家族の健康を考え、色取りに注意を払う。
何かの本でだったか、母親から言われたからか忘れましたが、
栄養バランス良く作るために、野菜の色が豊かになるように、って考えています。
朝から、肉じゃがなんかを作ることも多い。
それに、煮干しで出汁を取る味噌汁。
これには、ほぼ絶対の確率で、ワカメが大量に入れられる。
ワカメは、わが家では健康も考えて大量に摂取いたします。
というような朝食メニューを、作っていますね。

なもので、よく帰省する娘から、
「お父さん、あれ、作って・・・」と言われることがあります。
そういうときには、ちょっと幸せを感じたりもいたします。
なんか、変なヤツだとお笑いください(笑)。
こういう調査データ、どうも、こんなツボに効いたみたいなんですね。
ということで、意味不明のブログでした、失礼いたしました。
<写真は本日、朝のポテトサラダです。野菜はきゅうり、ニンジン。ハムと残り物のサケ切り身ほぐしをマヨネーズであえました。盛りつけ前です>
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そば行脚・真狩「いし豆」

2007年05月08日 06時00分37秒 | おとこの料理&食

しばらく住宅ネタばかりでしたので、本日は息抜き。
先日のGWで唯一、遠出してみたのが真狩方面ドライブ。
ニセコ周辺の変貌ぶりには、ちょっとびっくり。
このあたり一帯、とても北海道とは思えない活気に満ちていました。
オーストラリアからの観光客流入の結果、不動産バブルということで、
あちこちにホテルが出来たり、リニューアルしたり、しています。
観光客目当ての目新しい店舗が、あちこちと新築されておりました。
まぁ、建物と建物の間は距離はあるけれど、
その距離をちぢめてみたら、札幌の観光客向けの街並みとそう変わらない。
言ってみれば、田舎の衣装をまとってはいるけれど、
実際のところは都会と変わらない雰囲気ですね。
ニセコ一帯のことを「あれ、田舎じゃないも」と、
過疎地に基盤を持つ友人が語っていますが、まさにその言葉通り。
こジャレた店構えの都会的な店舗が多く、
その感覚は、札幌の街の店舗と変わらないコンセプトが目立ちますね。

そんななかで、カミさん情報で、探し当てたのが、
真狩の街から少し離れた場所にある、ごらんのそば店。
2方向が比較的交通量の多い道に接していますが、
片方にしか接道していなくて、「あれだろ、あれ、あれ・・・」と
見えているけど行けない、状態から、やっと車を回して
たどりついた次第。
まだ新しいけれど、「隠れた名店」を目指しているのか、看板も小さく、目立たない。
気づかなければお店とは思わず、普通の一軒家っぽい。
手打ち、毎日、限定数十食ということでして、
午前11時半開店前に着いたのですが、
付近を見回しているうちに、あっという間に混んできます。
あわてて店にはいると、店内はテーブル2脚に、6人掛けカウンターという狭さ。
なんとか並ばずに済みまして、待つこと数分。
他の人に運ばれるそばをみて、「お、これは・・・」と期待が膨らみます。
で、ややあって、運ばれてきました。
手打ちの自然なそばの風合いが口に広がり、
鶏肉のつけつゆの力強い味わいと、ハーモニーがいい。
家族4人でそれぞれ、ちがったそばを頼んだので、
すこしづつ、味見し合いながら、
たのしく、おいしいそばを楽しめました次第。
値段は忘れたけれど、確か、もりで600円くらいだったと思いました。
ごく普通の値付けだと思いましたので、まぁ、庶民的。
食べている間にも、ぞくぞくとお客さんが店の外にも並びはじめ
あんまり長居はできずに、そうそうに店を出ましたが、ここちよい食後感。
けっこう、オススメの味でしたね。
場所は説明不能。真狩「いし豆」、電話0136-45-3691でした。
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