会津シリーズ、続編です。
会津若松には観光用の武家屋敷が建てられていました。
なんでも、著名な城代家老・西郷頼母~たのも~の邸宅を再現したものだそうです。
どうでもいいんですが、この頼母~たのも~って、
いわゆる、「たのもしい」を連想させて、面白い名前だなぁと思います(脱線)。
って、ようするに城代家老という職種から、殿様には
まさにそのように思われる存在であったはずですからね。
写真は、その屋敷の正面玄関と間取り図なんですが、
間取り図を見て、ほえ~っ、とたまげてしまいました。
部屋の数だけでも数えてみたら、なんと30近くあるんですよね。
江戸期の実質的な権力のありかをあらわしているのでしょうか?
司馬さんの文章で、明治になって藩が廃止され、
それまでの大名たちが、「華族」となり、領地所有を取り上げられる代わりに
高額の国家からの給付だけを受け取ることになったとき、
家臣たちの扶養義務から解放されたことの方を、かれらは大いに喜んだ
という一節がありましたが、大名自身は案外そういう存在だったのでしょうね。
実質的に藩を経営していたとはいえ、
こういう家老たちなどの、この邸宅の贅沢さを見ると
人件費負担というのは、筆舌に尽くしがたいものがあっただろうと
推測されます。で、こういう家老職も、基本的には世襲制だったわけで、
能力と、給与額とが、きちんとバランスしていたのかどうか、
江戸期の社会システム矛盾を、はっきりと見せられた気がいたします。
ただ、戦国から江戸期への安定平和志向社会としては
身分と格式固定化、が最大のキーポイントではあったのでしょう。
でもまぁ、すごい大邸宅で、さすが大国・会津にふさわしいとはいえますね。
さて本日の、日ハム関連の動きです(笑)。
昨日、予約していたプレーオフチケット、無事ゲット。
ローソンのチケット端末からしか買えないシステムです。
高齢者のみなさんとか、けっこう大変なんじゃないか、と思いました。
ファンクラブ会員先行予約ということで、
すばやくやったけれども、それでも、席順はだいたい真ん中くらいでした。
相当売れている感じがいたします。
なんか、移転当時からは考えられないくらいのファン拡大ぶりのよう。
プラチナペーパー化するのも、いやなんですけども、複雑ですね。 うむむ。