ここんとこ、寒気がすごい。
まだしっかり雪の断熱が効いていないので、
放射冷却で地面から熱が奪われて、
寒気が身にしみる。
北海道の冬なので、当たり前ですが、
夜、忘年会での帰り道などは、一気に酔いも覚める。
北欧とか、ロシアとか、寒いところの人々は
大変お酒が好きだけれど、
あれって、お酒を飲んでも寒さに触れたら
いっぺんに酔いが覚めるので、また飲み始める
っていうことで、量が増えていくことを表しているように思います。
先日、飲んでの帰り道、
ふとみると、寒風吹きすさぶ中、
地べたに座り込んで、威勢良くギターを弾き鳴らして
歌っている女の子がおりました。
いやぁ、すごい。
娘を持つ親としては、なんともないまぜな心理に襲われます。
青春の彷徨というか、
こういう時代も通り過ぎていた気がする。
遙か昔だけれど、
こんなふうに自分のこころと向き合って
どんなふうに表現したらいいのかよくわからないままに、
わめき声をあげていたことを記憶している。
でも、わたしたちの時代には、こういうの男性だった気がする。
それがいまは、女の子が人生をロックンロールしているのだろうか。
きのう書いたビートルズを聴いた帰り道だったので、
余計に、寒気の中、立ちすくむような思いをさせられました。
風邪を引かなければいいけれど・・・。