どうも韓国の国際的な外交政策は、反日に定まっているようだ。
2国間関係の基礎になっている日韓基本条約について、
その基本的な部分で無効を主張するのか。
条約交渉時、日本側が戦後処理について個人への「個別補償」を提起したのに、
韓国側から、政府が一括して受け取るとして、そのように処理されたのに
いまになって、それは人権問題で違うのだと主張し、他国を巻き込んで
日本の不当さを訴えるという外交を繰り広げている。
そうした主張に沿って、戦前の労働問題を当時の日本企業に賠償させる判決が
韓国で司法判断されているという。
さらに韓国女性大統領は、日本とは外交せず、
世界中の指導者と会談する度に、反日のコメントを繰り返している。
他国に行って、日本は戦時性奴隷容認国家だと声高に主張しているという。
そうであれば、韓国が指弾しようとしているのは
戦後日本という国家とそのありよう、ということになる。
だとすれば、国交自体も拒否すると言うことなのか。
日韓基本条約の破棄、ということを意思表示しているのだろうか?
第2次世界大戦に至る国際関係の残滓について、
ドイツのように、永続的な隣国に対する謝罪外交姿勢を取れ、というのが
基本的なスタンスのようだといえる。
どうにも、国家関係として、にっちもさっちも行かない状況になっている。
憂慮すべき事態だけれど、
日本人としてどう考えていくべきなのか。
韓国側の内部に、日本との関係改善ということを
冷静に模索する勢力は存在しないのだろうか。
また、日本人として隣国・韓国の人々と、どのような関係を作るべきなのか、
いち国民の立場に過ぎないけれど、憂慮に思い惑うことが多くなっている。
ドイツと日本は、戦後の立ち位置にも違いがあり、
国際的な役割でも大きな違いがあった。
ドイツの例を出すこと自体は仕方ないとは思うけれど、
それでは、戦後日本国家が侵略的な姿勢であったかどうかは、
国際的には一定の認証が存在もしていると思う。
やはり、一定の冷却的な期間が必要なのだろうと思われますね。
こういうことをもって、韓国側から国際的非難を浴びても、
冷静にやりすごすというのが、可能な最良の選択のように思われます。