写真はきのうの札幌、わたしの散歩道です。
北海道神宮境内ですが、
最低気温はどうやら5度を下回っているようです。
夏物のジーンズに長袖のトレーナー、
その上に3シーズンのジャンパーを着込んでいましたが
やや強歩気味に、2.5km程度を30分で歩きましたが
体温上昇はそれほど見られず、震え上がっておりました。
そんな気温状況なのに、上下とも半袖半ズボンでジョギングする方もいて
風邪引かないのだろうかと、不安になるほど。
この時期の札幌、日中との寒暖差が徐々に強まってきます。
わが家でも、すこしづつ暖房を入れるようになっております。
こういった季節感も、やっぱりいい。
夏を超えたという実感が一気に迫ってきて
内省的な気分にさせてくれるものです。
北海道ネイティブの人間というのは、どんな人間模様が表れてくるか、
っていうような人間観察を、故司馬遼太郎さんは語っていましたが、
わたしは移住3代目という比較的にまだ年季の入っていない北海道人。
それでも、寒さとの対話の中で、
鍛えられてくる感受性の領域というモノがあります。
この時期、雪虫を発見したりする瞬間に
氷結から一気に融けほぐれてくるような感覚があります。
ある寂寥感のようでいて、でも豊穣さもある。
そんな空気感、好きです。
さて本日は、網走まである住宅団体の会合に。
日本の伝統建築美を追求されている松井郁夫さんを講師に
お迎えしての会合であります。
高断熱高気密と、伝統木造の異種格闘技戦(笑)
って、勝手に書いたら「お手柔らかに(笑)」って、返信が来ていました(笑)。
まぁ、冗談ではありますが、
こういう空気感は、対話にはふさわしいかも知れないと思っています。
どんな展開になるか、楽しみであります。