三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【サクラ前線 弘前城から函館五稜郭、そして・・・】

2018年04月24日 06時41分31秒 | Weblog


さて事務所のリノベ工事がおおむね見えてきて、
いよいよあしたは事務所の移転引っ越しであります。
新事務所の工事の監理と旧事務所の整理整頓、引っ越し準備。
建築はそこでの環境を主体的に創造する営為なので、
やはり「初めが肝心」であります。
ということで、仕事の進行以外の他のことには、ほぼ目が行かない。
あ、普段からテレビも新聞もほとんど見ないのですが、
さらに輪を掛けている状態。テレビがない生活がもう1カ月半近くなっている。
新聞も週刊誌の類もまったく見ることがない。
いまアジアの今後を相当長く決定する外交的重大局面だというのに、
社会的痴呆が進んでいるとしか思えない日本マスコミ状況のようですが、
そういう悪影響はほとんど受けることがありません。
社会的「浦島太郎」状態のようであります(笑)。心静かでこれはまぁ悪くない。

なんですが、やはり季節の進行はこころに掛かります。
建築工事もその多大な影響を受けることはもちろんですが、
このところ、札幌でも初夏のような陽気の日もあり、
きのうなど、早咲きのサクラは市内各所で色づき始めていた(!)
おお、ついにか、というところであります。
ことしは3月中に関東以南地域では早々とお花見の便りが聞かれましたが、
それから遅れること約1カ月。
まことにニッポンは南北に長い国土ですね。
写真は昨年の弘前と函館五稜郭の満開時期のサクラの様子。
昨年はそれほど日を置かずに津軽海峡を挟んだ両地域の観桜を楽しめた。
カミさんとは毎年、函館のサクラを見に行ってくるのが恒例行事。
きのう、確認したら弘前が開花したということで、
函館もかなりつぼみが膨らんできたという情報であります。
札幌市内でも日当たりの良い場所のツツジやコブシなどは
もうみごとに開花してきていますが、
この様子では今週早くには函館で開花して、
今週末にはいよいよ札幌でも開花かも知れませんね。
北国のゴールデンウィーク、まさに黄金週間になればいいですね。

リノベ工事と引っ越しという大きなイベントと同時進行で、季節も巡る。
移転が終わってもしばらくは整理整頓で落ち着かないだろうとは思いますが、
季節感もひとしお深く感じられる格別の春であります。
さて、きょうも仕上げの工事と「引き渡し」、さらに大モノ機械の搬入など、
目が離せない工事進行であります。もうひと息、がんばるぞと。
コメント
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