三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

土台ってすごい発明

2006年09月20日 05時58分04秒 | Weblog

写真は会津若松城の隣接建物の復元工事の様子から、
土台の部分のものです。
建築の歴史ではこの「土台」の発明ってのが、ものすごい画期的だったのだと
聞いたことがあります。
手前側に少し角形に出っ張っている部分がありますね。
これは戦争用の建物なので、この出っ張り部分の下は空洞になって
ちょうど床面が開けられる装置になる。
そこでここから石などを落として、攻めて上ってくる敵を撃退するんですね。
そういう装置がこういう土台の造作で建築的に可能になった、
ということなんだそうです。
こんなふうに面的な構造で、建物全体の加重を受け止めて分散させることで
建物の形の自由度が増していったのですね。
場合によっては、水面に建物が張り出していくような形も
この土台で出来るようになったと言うこと。
でもまぁ、これも戦争の「実用」的な部分で必死に考えた結果のような
感じもしますよね。
どんな技術も敵に勝ちたいという本能的なものが、知恵と工夫を
生み出すものなのでしょうか。

きのうのブログ、保冷庫の話題に札幌の知人の工務店経営のYさんから、
メールをいただきましたので、内容抜粋で紹介します。

毎日みてますよ~。
今日の話題、我々の周りでもかなりやっておりますよ。住宅内部が冬期間22~23度になっていまして、家の中に涼しい場所がほしくなります。漬け物、ちょっとの残り物、等そこらに置いておくとすぐ痛んでしまいます。そこでキッチンの近いところに逆断熱空間を作り、断熱ドアをつけ、外気が入るレジスター等を付け、凍らない程度の食品庫をつくっております。
施主様より大変喜ばれております。
ビールがいい温度になる、余ったお寿司をいれておいても固くならない、等好評です。
住宅の性能があがれば是非必要になると思います。

ということで、ありがとうございました。
Yさんは、わたしも賛同している工務店のネットワークグループの中心的メンバー。
今度の勉強会の打合せも一緒にやっております。

さて、ファイターズはきのうも辛勝して、80勝到達。が、
西武も勝って、逆にあっちに1位マジックが点灯、という
わけわかんない大混戦状態になっています。パリーグ。
引き分けの計算方法がなかなか難しくて、
単純に最多勝チームが優勝するわけではないのですね。
うーむ、ま、なんでもいいけど、こうなったらデスマッチ。
いけるとこまで、負けないで食らいついていきましょう!
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高性能住宅の物置

2006年09月19日 05時56分17秒 | Weblog

ごらんの写真は山形市に建てられた住宅の「物置」スペース。
Q1.0レベルの性能を持つ高性能住宅です。
気密と断熱に配慮していくと、室内の気候条件は人間の居住に適したものに
コントロール可能になります。
そのこと自体は素晴らしい技術ですからいいのですが、
たとえば漬け物であるとか、外気温レベルの方が都合がいいという
保存用のスペースというのも必要なものです。
性能が良くない住宅であれば、特段考える必要がないこういう部分が
むしろ、意図していかないと作ることが出来なくなってくるわけです。
この家では、台所に開けられた北側の勝手口に隣接して
このような収納スペースが造作されていました。
建物の中の階段下の部分に当たるところの裏側になります。
デッドスペースを外側からの収納として物置使いしているのです。
断熱気密は、このスペースをぐるっと囲むように施工していますので、
この内部は温熱条件としては外部になります。
北側ということもあって、日中の温度上昇も少なく、
年間を通して「保冷庫」のように利用できますね。
台所に近くて、たぶん漬け物保存などにはぴったりの場所。
最近の家庭では漬け物文化は廃れていく一方で、
都会の子どもたちは漬け物はスーパーにあるもので、
家で漬け込むものというような感覚がなくなってきているものと思います。
北海道でも、市場関係の人に聞いても年々、越冬前の時期の
大根などの大量販売がケースが少なくなってきているのだそうですね。
それぞれの家庭でいろいろな味わいの漬け物があって、
いろいろな食文化が伝わっていた部分が、消えてなくなってきているのが現実。
住宅の性能を向上させながら、こういう部分への配慮も
やっぱり忘れたくはないものですよね。

昨日は、ついに日ハム、首位に躍り出ました。
チョーうれしいのですが、数字的にはまだまだ西武が有利。
なんとかアウェイの残り3試合、負けないで
最終の札幌でのソフトバンク戦に、凱旋して欲しいです。(祈)
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大詰めすし詰め、札幌ドーム

2006年09月18日 05時44分54秒 | Weblog

いよいよ大詰めになってきましたね、ペナントレース。
気の抜けたようなセリーグを尻目に、パリーグは盛り上がっています。
きのうはことしのレギュラーシーズンの土日開催としては最終戦になる
札幌ドームに帰省中の娘と坊主と3人で行って参りました。
行き帰りの送迎運転のカミさんを含めて、
家族全員総動員態勢で、わが北海道日本ハムの快進撃を応援しました。
ドームには試合開始2時間前には到着したのですが、
きのうはその時間から、もう会場のボルテージは上がりっぱなし。
入り口周辺から大混雑していて、グッズショップなども押すな押すな。
お弁当を買うのも場所によっては長蛇の列。
でも、どの顔もえびす顔ばかり。
北海道って、広くて、こんなにたくさんの人が密集するっていうことが
少ないんですよね。
首都圏や関西圏の人たちからすると、
たくさん人間がいるっていうのは当たり前で、いやになるものでしょうが、
北海道は、こんなに人が集まることだけで、もう楽しくなる。
みんな、わがチームの快進撃にうっとり状態。
だから大混雑も、どこか楽しめているんですよね。
まぁ、これからもっと強くなって、常勝軍団みたいになったら
こういう雰囲気が、どう変わっていくか、わかりませんけどね。
さて、球場内に入ると、2時間前ですでに8分の入りの状態。
試合開始前には、どんどん人が詰まってきて、ぎっしり、すし詰め状態。
超満員、観客動員数: 43,473人。
もうビールの売り子さんもなかなか捕まえられません。
さすがにきのうは、声をからしての応援でしたので、
ダイエットは応援で頑張ることにして、ビールを2杯ほど・・・。
いやぁ、なまらうまかったんですよね、これが!
試合はロッテの必死の意地もあり、大熱戦になりました。
先制される、けれどすぐに追いつく。
勝ち越せた、と思ったら1点しか勝ち越せない。
またひっくり返される。何とかひっくり返す。
また同点にされる。
っていうような、もう手に汗握る必死の攻防戦。
もうみんな目が離せないし、ただただ、応援するしかない状態。
まぁ、残念な結果に終わる選手がいても、いまのところ
札幌ドームの応援は、けっこう前向きだと思います。
後ろを向いて味方をけなすみたいな暇がないくらい、めまぐるしい試合展開。
ロッテの藪田投手に稲葉選手の打球が直撃したシーンでは
球場全体が一瞬、静まりかえり、
元気に立ち上がってくれたときには敵味方なく大声援でした。
いいよね、こういう雰囲気って。ウルウル。
延長までもつれ込んで、勝負を分けたのは切り札ストッパー。
わがチームのマイケルくんを早めに10回から2イニング投げさせた
積極的な采配が功を奏し、一方延長12回までにらんでいたロッテの
小林投手は、登板した11回裏の一気攻撃でわがチームの勢いに飲み込まれました。
歓喜のサヨナラ勝利。でも、センター前へのゴロのヒットで
果敢に本塁を陥れた新庄への代走、紺田選手の走塁は見事でした。
このあたり、監督の采配も、まさにズバリと的中していました。
最後の瞬間は、まさに球場全体総立ちで歓喜爆発!
いやぁ、やったやった、よかった、ってまわりのひととも喜び分け合いました。

さて、ついにここまで来てしまいました、わがチーム。
130 試合 78 勝 52 敗 0 分。
この成績でも、まだ首位になれないという、上位3チームの
非常に見応えのある高レベルの戦いが続いております。
さらに最下位脱出を地道に目指すねばりの楽天と、
そうはさせじと意地を見せ始めたオリックス、この争いも
隠し味となって、まだ、消化試合的な展開はありませんね、激闘パリーグ。
でも、台風の中心は絶対にわがチームですよ!
がんばれ、北海道日本ハムファイターズ!
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城郭の基礎、石垣

2006年09月17日 05時33分22秒 | Weblog

鉄筋コンクリートというものの発明というのは、
近代の建築最大の発明で、その結果、それまでの素材に依存せざるを得ない
デザインから、より自由な造形表現が可能になったと言われます。
固まるまでは液体状で、鉄筋という芯材と組み合わさって
構造的安定性も得られるというすばらしい建築的自由をもたらしたのですね。
住宅建築でも、基礎がこうして作られることで、
飛躍的に建物の構造安定性が向上したのだろうと思います。

さて、そうした近代技術の恩恵のない時代、
自然石を組み合わせて作る石垣は、洋の東西を問わず、
炭素年代的な耐久性を持つ、ベーシックな建築素材だったろうと思います。
戦争への防御の用を満たす素材として、石垣は変わらぬ、基本材料でした。
写真は石垣の構造的な断面図。
構造を見ると、盛り土に対して、より細かい石の層があって
その表皮として、目にする大きな石を使った石垣があるのだそうです。
これは、石垣全体として圧力を分散させる働きがあり、さらに、排水性を高め、
そうすることで盛り土の水分上昇に伴う崩壊を防いでいたのですね。
また、勾配の曲線は上に乗っかる建物の加重を上手に支える構造。
こうした構造配列に踏まえながら、
自然石をそのままに積んでいったり(野面積み)、
角を槌で叩いて組み合わせやすくしたりして、
いろいろに工夫をしながら、石を組み上げていったようです。
大きな石を切り出したり、運んだり、自然の起伏を利用して土木作業していった結果が
こうした石垣になっていったのですね。
昔の公共事業といえば、こうした技術がベースだったのです。
技術はやはり、戦争が最大の動機で発展するものなのですね。むむむ。
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重厚な壁の作り

2006年09月16日 05時36分48秒 | Weblog

城郭の壁って、白い壁としか印象を持たないものですが、
その作りようが会津城内に展示されていまして、コンクリートのない時代に
鉄砲への防御性能をどう高めるべきか、の工夫というか、努力の跡がわかりました。
この城壁、維新戦争時には、新政府軍の大砲の砲弾を無数に浴びて
穴だらけにされたのだそうです。
そのうえで、勝者の新政府軍はこの城を棄却したのですね。
しかし、地域の人たちの城への愛着が
こうした復元工事となり、今日に城郭は遺されているわけ。
こんにちであれば、一般的な住宅であれば、石膏ボードを張って
そのうえからクロスを貼るなり、珪藻土などを塗るなりして仕上げます。
非常に簡便に出来るわけですが、
そういう便利なもののない時代、ひたすら人力で手仕事を架けていきます。

この写真のように、竹で格子状に柱間に下地を作ります。
それをワラ縄でしっかり固定させる。
竹小舞下地というのだそうです。
それに対して、土を何回も何回も塗っていく、という作業。
最終仕上げの漆喰塗りまで、
なんと、この会津城では復元時、十数回の左官作業を繰り返したのだそうです。
全体では1年半、工期がかかったとか。
逆に言うと、こんにちではこういう作業が簡略化されて
左官仕事が減っていき、手仕事の良さの部分が失われていっているのですね。
まぁ、今日の工法の結果、壁の中にグラスウールが充填されて
断熱されていくわけですが、こういう伝統的な工法を生かしながら
現代の断熱工法を行っている事例などもあります。
今日の壁の作られようとはあまりにも違いがある、
まさに手間を掛けた、人間の手業の残る、作られようですね。
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料理に残る歴史

2006年09月15日 06時31分10秒 | Weblog

なにげなく会津の城で展示を見ていたときに見た「郷土料理」。
北海道で捕れるニシンの保存食、身欠きニシンを醤油と酢で味付けして
山椒の葉とともに重しをして漬け込む「ニシンの山椒漬け」。
なんでこんな料理が、と思ってみていまして、
その後、ちょっと調べて見た次第。

会津藩は江戸期で有数の国学がさかんな藩でした。
そうしたことから、幕末の列強による開国要求に対して
積極的に攘夷を主張した藩。
なので、蝦夷地の警護を自ら志願して行ったと言うことなのですね。
1808年に会津藩士1600名が樺太や蝦夷地で106日間、警備したそうです。
そのときにこの料理が会津にもたらされたのだそうです。
警備は厳しい自然条件との格闘だったのです。
司馬遼太郎さんの歴史ルポルタージュ(と、しか思えない調査力)によれば
この江戸期の蝦夷地警備の悲惨な実態はまさに目を覆うばかりで、
会津藩の場合はこの間での死者は50名と言うことで、
死亡率は3%程度ですが、他の藩の記録では
越冬しての任務の場合、死亡率がうなぎ登りで
場合によっては半数近くが死んだという過酷さだったそうです。
こんにちの自衛隊イラク派遣では幸いにも死者が出なかったのですが、
特段の戦争行為もないのに、この異常な死者の数。
これは蝦夷地の気候条件と食糧の問題で、
寒さの厳しい冬場に新鮮な野菜を食べることが出来なかったことによる
栄養失調が原因だったと、司馬さんは書き残しています。
会津藩がどの時期に警備していたか、までは不明でしたが、
いかに北海道の気候が彼らの生活を苦しいものにしたか、
想像するにあまりある死者の数です。
南方型の生活様式、装備の軍が、一発の銃弾も発することなく
その3%が、病死に追いやられる気候条件。
日本は寒さに対して、いかに無防備な文化であるか、
こんなことからもまざまざと実感することが出来ますね。
そんな思いで、見てみれば、なんとも胸に迫ってくるものがある料理です。
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会津鶴ヶ城

2006年09月14日 05時56分55秒 | Weblog

城って、いったいどういうものだったのか?
現代の感覚で言えば、各地の、
たとえば北海道庁と、北海道警察が近接して建っているのですが
そういうようなものである側面が第1.
こんにちではそこにいる実体は、選挙で選ばれた人間と、
国家権力機構の末端権力維持暴力装置としての官僚がいる。
それに対して、城にはナマな権力者としての殿様がいて、
通常は代行者としての「国家老」が最高権力執行者として存在している。
ナマではあっても、通常は法人的な概念で運営されていた。
だから、一般的には薩摩藩だとか、会津藩などのように
地方の名前で呼称されるケースが多かった。
いずれにせよ、城って、政治と軍事の機能が第1だったのでしょうね。

全国に残っている城のなかで、ナマな戦争道具として
最後の攻防戦が戦われたのが、この城だったのですね。
会津鶴ヶ城は明治政府軍の無数の砲弾をあびて
敗北したこともあり、戦後、棄却され廃城となった歴史があります。
その後、市民の総意で再建され、さらに更新されながら
現在に至っていると言うことでした。
前時代の機能性を失いながらも、建築として、再生されてきています。
いまの時代に、それでも愛着を持って市民に愛されているからこそ、
そのように利用されているのでしょうね。
というか、観光資源であったり、地域の統合シンボルとして
現代では利用価値がついて存続してきているものなのでしょう。
札幌など、北海道にはこういう城がないもので、
代替として、北海道庁赤煉瓦庁舎が遺されているのですが・・・。
この会津鶴ヶ城は再建されたものとしては、実によく整備されています。
近接して建てられている左手前側の棟には
再建時の様子が写真で記録されてもいて、
建築の様式も、よくわかりやすく展示されていましたね。
また、広い敷地内には茶室建築も遺されていて、
これもまた、素晴らしい建築として保存されていました。
あしたはちょっと、この茶室を見てみたいと思います。

きのうの日ハム。西武の松坂君、すごいですね。
まぁ、まったく手も足も出ませんでした。
完敗です、まいりました。ハイ。
でも、まだ諦めませんよ。何が起こるか、目は離せません、パリーグ。
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すごい!3チーム0.5ゲーム差

2006年09月13日 06時05分25秒 | Weblog

さすがにきのうは坊主とふたりで駆けつけました、札幌ドーム。
周辺のにわか駐車場が大儲けしていまして、
2000円も取られるんですよ(涙)、でもまぁしょがない。
札幌ドームって、やっぱ遠いんです。
わたしの家からは、どうやっても1時間くらいはかかる。
なので、坊主を連れて平日観戦って、帰りを考えると辛い。
でもまぁ、きのうはなんとか帰り、順調で10時半前には帰ってこられた。

試合は、まさにファンタスティック!
先発のルーキー八木君は残念な結果でしたが、
まさに12球団最高の強力リリーフ陣が試合を再構築。
ピンチをしのぎきった押本君、肩の故障から2年ぶりに
この時期に復活してくれたかつてのリリーフエース、伊藤選手。
まさに素晴らしい活躍で、しびれましたね。
初回の、3点取られて、しかし即4点取り返す、ドームの揺らぐ鮮やかな攻撃。
その後も、きょうは絶対負けないぞ、
という打撃陣の意気込みが、着々とした追加点になりました。
しかし、西武も強い、8回には1点差まで詰め寄られ、
最終回も一打同点と、手に汗握るスリリングな首位攻防戦を展開。
なんとか、最後ショートゴロに打ち取りましたが、
なんと、1塁送球が大きくそれて、小笠原選手が伸び上がって捕球し、
あわててベースを踏んでゲームセット(笑)

事前に調べておいたので、きのうはアウェーの1塁側で観戦しました。
っていっても、西武ファンはまわりにもほとんどいません。
いい指定席が早いもの順で、しかもどこでも1500円均一、
っていうファンサービス企画がありまして、めでたくそれで入場した次第。
どんどん目の前にファールボールが飛んできて、臨場感がぐっと違う。
しかし、きのうの応援はすごかったです。
甲子園の阪神ファンに近づいてきていますね。
地鳴りのような地元、日ハムへの応援は、相手チームを飲んでいましたね。
西武の和田選手も、そんな発言をしていました。

さて、空前の大混戦で、パリーグは上位3チームが
この時期に、0.5ゲーム差にひしめき合っています。
いまや、事実上のプレーオフが始まっている感じですね。
ここからは、プレーオフを地元球場で見たいという、ファンの戦いでもあります。
平日ながら、30000人超と大入りの、熱く燃え上がった札幌ドーム、負けませんよ!
さぁ、きょうは相手は、世界一のピッチャーの呼び声が高い松阪君。
なんとか、執念で食らいついて接戦に持ち込みたいです、
頑張れ! 北海道日本ハムファイターズ!
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和の暮らし、しつらい

2006年09月12日 06時13分14秒 | Weblog

おととい触れた秋田市の住宅の内部からの様子。
設計施工は秋田でもピカイチと評判のビルダー・五蔵舎さんです。
五蔵舎さんは、施主さんの感受性を表現するような家づくりが秀逸で
写真以上に、その住宅のたたずまいに奥行きが感じられる家づくり。
今回の住宅でも、建て主さんの「和風」というイメージを
こういう居間・食堂空間にまとめました。
暖房方式は土間床全面を暖める蓄熱式電気暖房で、
その土間ピットからの上昇気流を庭に面した大きな開口部に向けて
スリットを開けて、冷輻射を抑えるようにして、
足下までの引き戸の開口部でも、寒さを感じさせない環境を実現しています。
こういう寒冷地住宅としての配慮をしっかり装備しながら、
生活の感受性の実現を施主さんの希望以上に仕上げています。

写真左側は、食堂のテーブルに高さを合わせた造作の畳コーナー。
約3畳分ほどの広さがあって、奥にはちょっとした書斎コーナーが実現しました。
インターネットを楽しむのもいいし、読書スペースにもなる。
ちょうど見立てで言えば、書院的な雰囲気も感じられる。
用と、デザインをうまくミックスさせています。
畳・障子といった道具をうまく利用した、和の暮らし、しつらい。
庭と一体となった、暮らしやすい空間ですね。
また、床面も「ラオス松」という独特の素材を張っていました。
陰影感の深い木目の表情のある素材なので、こういった和風の雰囲気のなかで
ひときわ引き立つ舞台背景だと思います。

やっぱり、住宅の本質的な良さって、その雰囲気やたたずまい。
機能性だけや、あるいは見てくれのデザインだけでなく、
トータルとしての施主さんの暮らしを膨らませられる空間への感受性のようなものが、
ビルダーさんには求められるのだと思います。
その地域の気候風土のなかで、よい暮らしのしつらいを創造する。
まさに「地域文化」そのものである気がします、家づくりって。
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ありがとうプレーオフ進出

2006年09月11日 06時26分33秒 | Weblog

さてふたたび、激闘パリーグの話題です。
テレビによく出るセリーグしか興味のない方、ごめんなさい。
っていっても、最近は巨人戦もあまり放送されているのかどうか、
まったく興味がないので、地上波放送はすっかりご無沙汰していまして
いまはもっぱら、CSのパリーグ全試合中継で盛り上がっています。

昨日の試合で、対オリックス戦、なんと17勝3敗という成績で
今シーズンの対戦が終了いたしました。
オリックスファンのみなさんの心境を考えると申し訳ありませんが、
脚は関西に向けては寝ておりません。
ありがとうございました。来シーズンの戦いでは本来の貴チームの姿で
おおいに熱闘を繰り広げましょう。
ですが、今シーズンは本当にありがとうございました。
さて、こうなってくると、もう、どうなるか?
なんと、きのうはとうとう西武に土が付いて、楽天にうっちゃられたようです。
上位3チームが、この時期に来てなお1.5ゲーム差!
ここからもうすでにプレーオフは事実上、始まってしまいました。
いよいよ、あすから対西武今シーズン最終の2連戦が
わが札幌ドームで行われます。
まさに、プレーオフ開催権と、1位のアドバンテージを賭けた
我が北海道日本ハムにとっての今シーズン天王山。
まぁ、まだまだ最終の9.26~27、対ソフトバンク札幌2連戦まで
息の抜けない戦いが2週間ほど連続していきますが。
もう、手に汗がにじんでくるかのようです。
しかし北海道が、この時期までまだ熱いなんて、まるで夢です。
なんか最近はいろいろなメディアの注目度もアップしているようで
我がチームが、野球の醍醐味、面白さをアピールする役割を
果たさなければならない状況になってきましたね。
選手のみなさん、ぜひ冷静に全力を出し切ってください。
ここまでくれば、あとは西武・ソフトバンクの胸に
全力で体当たりするしかありません。
最後まで全力プレーで、食らいついていきましょう!

もう冷静なブログは書けません(笑)
いよいよ、あす、あさって。さて、どうしたいいでしょうか、ね(笑)
はじめてのこんな体験なので、身の置き所もわからなくなってきております。
ファンも、たいへんになってきました!
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