2019年3月10日(日)
先週の水曜、カスミサンショウウオの生息情報。
「2、3年前まで毎年裏庭の側溝にいたんですよ。ほらっ!」 と、知り合いが成体と卵塊の画像を見せてくれた。
「カスミサンショウウオじゃないですかっ! 今、どうなってますか?」
「え? 裏山の木を切ったところやケド・・・そんな珍しいんな?」
確かにサンショウウオの仲間では分布は広い方だけど、局地的だ。
残念なことに私は自分の暮らしてる街では見たことがない。
「見に行っていいですか? 住所だけ教えて下されば、勝手に行きますのでお構いなく」
ということで、友と「カスミ探検隊」を結成し、雨の中出かけた。
もちろん見に行くだけで、記録写真以外お持ち帰りはしない。
「間違いない。この側溝だ」

準備のいい友は長ぐつをはき、長い棒で枯れ葉を避けるようにつつく。
何でも車に積んでる私は、長いタモ網ですくってみる。
「あかんっ! 水生昆虫しかおらんわ」
少し山道を登り、沢らしき澪筋のタマリを確かめる。

「おらんなあ。いてもおかしくなさそうなのに」

「ここもダメや」
山道は、やがて舗装された小道につながった。

「わっちゃあ! 水道流れっぱなしやでっ!」

墓地の入り口の蛇口が開きっぱなし・・・・・・ん?
何のことはない。
我々「カスミ探検隊」は、この蛇口から流れ出た水によって生じた沢を確かめていたんだね。
わ~っ、恥ずかしゅうて、お嫁に行けんくなるわあ・・・ま、もう嫁に行かんけどな。(元々行けんよ)
さらに、登ると道が突然なくなる。

昨夏の豪雨による道の崩壊が手つかずのまま。

口惜し哀しの帰り道、見慣れぬ小鳥が・・・たぶんアオジだっ!

鳥にあんまり興味がない人生だったから正しいかどうかも分からない。
私のカメラは拡大率が低い接写専用コンデジで、光量不足のときはとたんに実力を失うもんね。
でも初めてアオジと意識して見たアオジだ。
ちょっぴり元気になる。
ただ、あっけなく生息地調査という目的がかすみと消え、憤懣やるかたなくもう1ヶ所へ。
ニホンアカガエルの卵塊を見つけたぞっ。

卵塊に付いてる汚れを少し落としてみる。
神経胚や尾芽胚へ発生が進んでるな。

多忙な友を引きずりこみ結成したカスミ探検隊は、カエル探検隊へと発生が進み、
すごすごとかえるのであったとさ。
先週の水曜、カスミサンショウウオの生息情報。
「2、3年前まで毎年裏庭の側溝にいたんですよ。ほらっ!」 と、知り合いが成体と卵塊の画像を見せてくれた。
「カスミサンショウウオじゃないですかっ! 今、どうなってますか?」
「え? 裏山の木を切ったところやケド・・・そんな珍しいんな?」
確かにサンショウウオの仲間では分布は広い方だけど、局地的だ。
残念なことに私は自分の暮らしてる街では見たことがない。
「見に行っていいですか? 住所だけ教えて下されば、勝手に行きますのでお構いなく」
ということで、友と「カスミ探検隊」を結成し、雨の中出かけた。
もちろん見に行くだけで、記録写真以外お持ち帰りはしない。
「間違いない。この側溝だ」

準備のいい友は長ぐつをはき、長い棒で枯れ葉を避けるようにつつく。
何でも車に積んでる私は、長いタモ網ですくってみる。
「あかんっ! 水生昆虫しかおらんわ」
少し山道を登り、沢らしき澪筋のタマリを確かめる。

「おらんなあ。いてもおかしくなさそうなのに」

「ここもダメや」
山道は、やがて舗装された小道につながった。

「わっちゃあ! 水道流れっぱなしやでっ!」

墓地の入り口の蛇口が開きっぱなし・・・・・・ん?
何のことはない。
我々「カスミ探検隊」は、この蛇口から流れ出た水によって生じた沢を確かめていたんだね。
わ~っ、恥ずかしゅうて、お嫁に行けんくなるわあ・・・ま、もう嫁に行かんけどな。(元々行けんよ)
さらに、登ると道が突然なくなる。

昨夏の豪雨による道の崩壊が手つかずのまま。

口惜し哀しの帰り道、見慣れぬ小鳥が・・・たぶんアオジだっ!

鳥にあんまり興味がない人生だったから正しいかどうかも分からない。
私のカメラは拡大率が低い接写専用コンデジで、光量不足のときはとたんに実力を失うもんね。
でも初めてアオジと意識して見たアオジだ。
ちょっぴり元気になる。
ただ、あっけなく生息地調査という目的がかすみと消え、憤懣やるかたなくもう1ヶ所へ。
ニホンアカガエルの卵塊を見つけたぞっ。

卵塊に付いてる汚れを少し落としてみる。
神経胚や尾芽胚へ発生が進んでるな。

多忙な友を引きずりこみ結成したカスミ探検隊は、カエル探検隊へと発生が進み、
すごすごとかえるのであったとさ。