私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

カスミ(セトウチ)サンショウウオ卵塊 パート2

2019-03-28 17:53:55 | 爬虫類・両生類
2019年3月28日(木)

前の日曜日、友と出かけた話。

まずは、カスミ(セトウチ)サンショウウオ卵塊を見に。
知人の家の側溝にはまったんかい? と思えるくらい体を丸める友。


友も地元で見るのは初めて。
背中から興奮が伝わってくる。

「未受精卵が多いね。こういうこと、よくあるらしいよ」 と友。
「ふ~ん。発生が進んでる胚は、尾芽胚になってるなあ」 と私。
「ものさし当ててみるわ。大きさも記録したいから」 と友。


手のひらでそっと浮かせてみる。
発生が進んでる胚は10数個。


無事に育ってくれればいいが・・・・・・

さてさて、次は自分たちで探しに行こうかね。
理由は2つ。
1. やっぱり人から聞いた情報に頼ってたんでは名がすたる。(いつもすたっとるケド)
2. この卵塊の生息環境は不安定、いざという時のために緊急避難地を確保したい。

近くの神社を訪ねてみたり
山道をウロウロして、コケやキノコの仲間とたわむれたり


山あいのタマリをつっついたり


さらに奥地へ移動して、クレソン美味そうと沢ぞいをテクテクしたり

友が前回に続き、またまたニホンアカガエルの卵塊を見つけたり


これがふ化しはじめたばかりでカワイイカワイイと撮影会をしたり (握手会はせんぞ) と
とうとうこれといった新たな知見も体験もなく、何もせんままカスミ探検隊は任務を終えたのであった。

「また、見に来んといけんなあ」
「ま、ひまなワシが見とくわ」
 
多忙な友は口惜しそうに顔をゆがめつつ
「ドジョウの生息地はどうなっとるかなあ? ついでに見とく?」
「行こ行こっ!」 昨年の豪雨災害以来、足を運んでいない。

かくして、カスミ探検隊はみるみるドジョウ探検隊へと変態したのであった。


『東北さかな紀行 』(東北地方):ご当地お魚図鑑めぐり⑦

2019-03-28 09:26:39 | 各地ローカル図鑑
2019年3月28日(木)

goo blog の編集画面リニューアル以来、何かと慣れなくてやりにくいぞ。
年をとるとどうしても保守的になるのかなあ・・・
ボケ防止に始めたんだけどなあ・・・うまく使いこなせんのはボケてるからかなあ。

さて、「ご当地お魚図鑑めぐり」 第7回は東北地方の地魚と郷土料理ということで。


『東北さかな紀行』(野村祐三著 無明舎出版 2002年)


東北6県の各地(数カ所ずつ)の代表的な魚と浜料理を訪ねるルポ。
カラー写真満載。

岩手県だと「小本のドンコ(岩泉町)」とか
宮城県だと「月浜のボッケ(鳴瀬町)」とか
山形県だと「酒田の夏イカ(酒田市)」とか
福島県だと「小名浜のメヒカリ(いわき市)」とか

タイトルだけでは何の魚なのか、どんな料理になるのか分からないから余計興味をそそる。

東北地方は行ったことがない。
いつか訪れる日がくるときに、この浜料理たちが残っててくれたらいいなあ。