塩沼亮潤師は奈良県の大峯山千日回峰行を9年かけて1999年9月に史上2人目(1300年間に)の満行阿闍梨です。
先ず、行者は結界を張り仏様に御出いただく。護摩祈祷の間、参加者は様々な思いを抱く。そうして知らず知らずに心持ちが変わる。それが祈祷に参加すると意義でしょう。
リコは2016年5月15日に仙台の秋保の慈眼寺で護摩祈祷に参加しました。祈祷中は1時間ずっと般若心経を唱え続けます。
塩沼師の朗々たる声、兎に角、声が素晴らしい。
護摩祈祷 涼風
○回峰を千三百年に二人目の満行阿闍梨に会ひさたつのる
○慈眼寺の塩沼阿闍梨の護摩祈祷に参列せんと秋保(あきう)を訪ぬ
○護摩堂に息をひそめて見つめたり白装束の阿闍梨の所作を
○法螺貝や太鼓に鉦の音高らかに堂内に満つ火入れの儀式
○左手を天に差し上げ振り鳴らす金剛鈴の身にしみ渡る
11月5日の深夜、午前2時10分にNHKで放映されました。
塩沼師が日常気をつけているのは「独りを慎むです。一人の時も人々の中にいるように心を律しています。」と語られた。
・2001年9月11日のアメリカ同時 多発テロ。
・2011年3月11の東日本大震災。
・2020年のコロナパンデミック。
混迷の時代にスーパー人類の塩沼師が居られる訳をリコは考えています。