猫と鴉
2020-12-01 | 短歌
今年は異常気象で野山に食べ物が少なく、山間部ではクマ、イノシシ、猿が街に出没して怪我のみならず死亡事故まで起きています。

リコの町内では鴉が生ごみを道路一杯に散らかし大変な事に成る日があります。そんな日々を詠みました。

猫と鴉 涼風
〇三時なのに四時のおやつをおねだりす夫の前に座る老い猫
〇バロ姫は二十余歳の老猫なり意志の強さはいぢらしきほど
〇蟹かまぼこを夫切り分くるその前へ顔だしバロは髯切られたり
〇誤まりて夫の切りたるバロの髯短き四本写真に写る
〇猫の餌を襲ひたびたび庭先を掠むる鴉の羽音の高し
〇生ごみのビニール袋を食ひ破る鴉九羽の眼光するどし
〇生ごみを道いつぱいに撒き散らす九羽の鴉の凶暴な態(てい)
〇これがあの電柱に見る鴉かや目の前歩く鴉は巨大