★来年(令和5年)の宮中歌会始の選者が決まりました。
日常の自分を詠うのが良いようですし、選者との相性もあると思います。
お題は「友」で締め切りは9月30日です。詳しくは宮内庁のHPをご覧ください。
「歌が紡ぐ平成の時代」として2019年4月に全歌集が発行されています。
リコの短歌の会の大津留温主幹の弟さんが平成9年に歌会始に入選されました。
福岡県の大津留敬さんは学校の現代国語の先生をしてみえます。
お題は「姿」、
あかときのひかりのなかに髪を梳く白寿の母の姿しづけし 大津留 敬
この時の天皇陛下の御歌は、
うち続く田は豊かなる緑にて実る稲穂の姿うれしき
皇后宮御歌は、
生命(いのち)おび真闇(まやみ)に浮きて青かりしと
地球の姿見し人還(かへ)る
平成11年には大津留さんの学校の中学3年生の生徒さんが入選され、彼は翌年(高1)も入選を果たしました。
平成20年、平成21年にも生徒さんが入選されました。
平成21年、お題「生」、(福岡県・中学二年生)
熱線の人がたの影くっきりと生きてる僕の影だけ動く 北川 光
平成19年には敬さんのお兄さんの大津留温主幹が召人として参内し、
お題「月」を詠進されました。
天の原かがやき渡るこの月を異境にひとり君見つらむか 大津留 温
★主人が薬を飲むときにむせるので、アマゾンしてオブラートを、買いました。
100枚入りで500円ほどで翌日に到着。
これがすぐれもので、白い紙製の台まで付いてます。
主人の手際を見てください。
右下から時計回りにの順です。
穴の開いた白い台にオブラートの筒を立てて、その中に薬を入れて、小さく畳み、水の入ったコップに入れて5秒ほど軽くゆすり、水と共に飲みます。
主人曰く「つるんと喉を通るので良かった。喉につかえた時は苦しくて死にそうになった。」
つるんと喉を通るそうです。
主人は4回目のコロナワクチン接種を今日、4日に行きます。
コメント頂きありがとうございます。
あの時代のIT開発の現場は多かれ少なかれ、同じような状況にあったと思っています。
先端技術に挑むという、厳しいながら、理系としては恵まれた環境と時代でもあったと改めて思っています。
精神的にも身体的にも厳しい状況下で「短歌に想いを載せる」ことは、一種のカタルシスであり、
癒しでもあったとも思っています。それは、短歌の巧拙を越えて想いの存在証明みたいなものと思っています。
従って当時のメモを読み返すと、ほとんど短歌の体をなしていないものばかりですが、一つ一つに愛おしさを感じます。
リコさんは「歌の質は望めません」と謙遜されていますが、「桐の花」を詠った短歌にも
表現されていましたが、艶やかさを抑制し、想いを深め雅さを感じさせるお歌が多いと感じます。
ご主人様のケアと、歌会の編集はそれぞれ大切なお仕事ですし、大変でしょうが心を込めて
対応されているリコさんは立派と思います。
「宮中歌会始の記事」拝読させて頂きました。諸々参考にさせて頂きます。
ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
お早ようございます。
リコです
心の籠もった丁寧なコメントを、ありがとうございました。
激動の現役時代を短歌にこだわらす、文章力の有る貴方なら、「短歌に辿るIT開発秘話」のような本を書かれたらどうですか。
秘話は「それを言っちゃおしまいよ」的な面もありますか、遺すべきことは遺すべきです。
私は今、20年前の父母、姉との別れを歌に詠み始めました。
当時は悲しくて、混沌として、短歌もまだ始めて無かったので、今なら詠めると詠草してます。
今後とも宜しくお願いします。
こちらこそ、ご丁寧なコメントを頂きありがとうございます。
魅力的なご提案を頂きました。その任を担えるかは自信がありませんが・・・。
システムエンジニアたちの戦場でもある開発現場の物語は、決して綺麗ごとばかりでは
ありませんが、間違いなく彼らがいなければ、また、彼らの文字通り「命を削る」に
等しい尽力が無ければ、今日のIT産業の隆盛は無かったと思っています。
(KDDIの接続障害などの大規模障害等、不完全さも未だありますが・・・)
おっしゃるように「今だから書ける事、詠めること」は確かにあるかと思います。
リコさんの「別れの短歌」も期待して待ちたいと思います。
これからも宜しくお願い致します。