ジョーゼフ・ヘラー『キャッチ=22』
まるで悪夢を見ているようだ。
大口を開けて笑っていればいいのか、それとも眉をひそめて読んだらいいのか。
1行で場面が変わってしまう独特のリズムに、最初は戸惑う。
けれども、馴れてくると、頭をかきむしられるような展開に夢中になる。
ぼくが買ったときの本の帯には、桜庭一樹氏のコメントが書かれている。
「海外文学は、浴びるように読むのがいい。文庫で買って、ご飯をお代わりするようにどんどん読むのだ。」
まさにそんな勢いで、後半は読んだ。
1977年初版の本なので、カバーは時代を感じさせる。
イラストの異質な感じは、じっと見つめていると、不思議な物語の世界に馴染ませるための準備のようにも思えてくる。
カバーイラストは真鍋博氏。(2014)
2016年にカバーデザインが変更された。
まるで悪夢を見ているようだ。
大口を開けて笑っていればいいのか、それとも眉をひそめて読んだらいいのか。
1行で場面が変わってしまう独特のリズムに、最初は戸惑う。
けれども、馴れてくると、頭をかきむしられるような展開に夢中になる。
ぼくが買ったときの本の帯には、桜庭一樹氏のコメントが書かれている。
「海外文学は、浴びるように読むのがいい。文庫で買って、ご飯をお代わりするようにどんどん読むのだ。」
まさにそんな勢いで、後半は読んだ。
1977年初版の本なので、カバーは時代を感じさせる。
イラストの異質な感じは、じっと見つめていると、不思議な物語の世界に馴染ませるための準備のようにも思えてくる。
カバーイラストは真鍋博氏。(2014)
2016年にカバーデザインが変更された。