新谷雅弘『デザインにルールなんてない』
デザインに関する本は、書店で新刊を見かけたら必ず手に取る。
できるだけ買うようにしているけれど、いろいろな事情から、立ち読みで終わってしまうことも多い。
『デザインにルールなんてない』は、立ち読みしたら放せなくなってしまった。
サブタイトルに「Mac世代におくるレイアウト術」とあるので、マニュアルのようなものかなと思って開くと、まったく違う。
多くのページに、古い雑誌の誌面がそのまま載っている。
著者がかつて作ったもので、見本の周りに、そのデザインのポイントが小さく入っている。
そのキャプションを読むと、デザイナーの思いが伝わってくる。
それにもまして、見本の雑誌が面白い。捨てようとして開いた古い雑誌を、夢中になって読んでしまう感覚に似ている。
ゆとりある誌面を見慣れたいま、70年代のびっしり情報の詰まった雑誌はなぜか魅力的。
文章も味があって楽しい。(2013)
表4
デザインに関する本は、書店で新刊を見かけたら必ず手に取る。
できるだけ買うようにしているけれど、いろいろな事情から、立ち読みで終わってしまうことも多い。
『デザインにルールなんてない』は、立ち読みしたら放せなくなってしまった。
サブタイトルに「Mac世代におくるレイアウト術」とあるので、マニュアルのようなものかなと思って開くと、まったく違う。
多くのページに、古い雑誌の誌面がそのまま載っている。
著者がかつて作ったもので、見本の周りに、そのデザインのポイントが小さく入っている。
そのキャプションを読むと、デザイナーの思いが伝わってくる。
それにもまして、見本の雑誌が面白い。捨てようとして開いた古い雑誌を、夢中になって読んでしまう感覚に似ている。
ゆとりある誌面を見慣れたいま、70年代のびっしり情報の詰まった雑誌はなぜか魅力的。
文章も味があって楽しい。(2013)
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