小松左京『日本沈没』
今さら驚くのもどうかと思うが、読んでいなかったし、映画も見ていなかったのだからしかたがない。
小松左京『日本沈没』には驚いた。
空想だ、SFだと割り切れなくなる。
現実とだぶってくる。
読み進めるうちに、無力感に包まれてしまう。
カッパ・ノベルスの復刻版の装丁には、そんな暗鬱さがない。
この小説が最初に出版された1973年には、娯楽作品として読めるだけの空気があったのだろうと想像する。
それにしても、グラフィックのきれいな本だ。
デザインは伊藤憲治氏。 (2012)
今さら驚くのもどうかと思うが、読んでいなかったし、映画も見ていなかったのだからしかたがない。
小松左京『日本沈没』には驚いた。
空想だ、SFだと割り切れなくなる。
現実とだぶってくる。
読み進めるうちに、無力感に包まれてしまう。
カッパ・ノベルスの復刻版の装丁には、そんな暗鬱さがない。
この小説が最初に出版された1973年には、娯楽作品として読めるだけの空気があったのだろうと想像する。
それにしても、グラフィックのきれいな本だ。
デザインは伊藤憲治氏。 (2012)
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