イタリアの風に吹かれて ~con te partiro~

前世(かこ)から未来(いま)へと紡がれし時の記憶
あなたと交わした約束の欠片を辿る遥かなる愛しき旅

アリエール ~空気の精~

2011年03月18日 23時25分32秒 | エール

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       皆さん お変わりありませんか?

私は昨日珍しくほぼ一日、両目周り、眉間、頭の芯が

       ズーン、ズーンと鈍い痛みがあり、

片方の眼も何となく ぼんやり霞んで視えていました。

しかし、18日の朝からは昨日のモヤッと感や不調が

       嘘のように、感覚も視覚もクリアで、

心身共に軽く、心地良くいられます。有り難い事です。

今朝から目に視えないエネルギーの流れの様なものが

      明らかに昨日までとは変わったように

 私は感じさせられるのですが、皆様は如何ですか?

 16日から、私の住まう地域は多い時には1日2回の

  計画停電が実施されました。1回3時間程ですが、

   これまで、台風でない限り、穏やかな日中に、

  電気がとまる、という体験をした事がなかった為、

     少しの不便は感じますが、それ以上に、

  今回の計画停電では大きな気付きがありました。

   仮に 人間の身体をアンテナに例えた場合、

    私は自分が意識する、しないに拘わらず、

   普段から 皆さんが気にならずスルーしたり

     キャッチなさらないような色んなものを

        敏感に感知する体質なので、

    昔から、大勢の人がひしめき合う場所や

  キラキラ華やかな電気が沢山ついた場所にいると

       何故か、とても疲れてしまいます。

 (時々なら素直に「わぁ、綺麗!」と思えるのですが)

     また、私自身のオーラも大きいようなので

   ふいに自分のオーラフィールドに入り込まれると

        ドキッとすることもよくあります。

 (オーラとは人間の身体から発散される霊的なエネルギーですが

   相手の放つオーラと自分のオーラが重なるので、必要以上の

 接近は気を許した人でないと違和感を感じるのかもしれません。

   更に私の場合、1年を通して、着る素材や季節に関係なく

    帯電する体質なのか?静電気でバチバチしています。)

    このように、元々 色んな物事をキャッチし易く、

         帯電し易い体質なのですが、

   計画停電によって、自分の家も、そしてご近所も

  一斉に電気がとまった時、一瞬にしてその空気が

   サッと淀みなくクリーンになったのを感じたのです。

   時間が経つごとに、それは心地良く身体に馴染み

         静寂に包まれたひとときでした。

    電気の供給により、私達の暮らしや多くの人の

       命が守られている事もまた事実ですが、

        普段いかに私達は当たり前のように

      電気に囲まれた生活を送っているのかを

     改めて気付くことの出来た 貴重な経験でした。

      1人1人が これから 自分の出来る範囲で

           節電を心がけていけたら、

          素晴らしいな、と思いました。

     今朝 描きあげた この作品をみた時、ふいに

      【アリエール】という言葉が 浮かびました。

    「今日中に、この作品をアップしたいな~」と思い

        アリエールの名前を調べてみました。

  アリエールの名前の起源はヘブライ語で【神】を意味し

       中世からは、【空気の精】という意味として

          使われていることを知りました。

       今日で、大地震が発生してから1週間です。

     被災地では 受け入れたくないこの哀しい現状を

     必死に受け入れようと、同じ経験をされた方々が

        気持ちを共有し、奮い立たせ 明日への、

             生きる希望を胸に抱き、

       必死でこの哀しみと向いあっておいでです。 

     今日から 被災地の場が、空気が 気の流れが

     新たな 穏やかさに向かって流れ始めますように