MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

雷にはかなわない

2014-08-06 | 走らずに考えたこと
 今日も日本全国で豪雨・雷などの被害が報道されている。
 雨でも走る、というのはよほど気合の入ったランナーだと思う。ただ、少しの雨なら--とりわけこんなに暑い時期だと--逆に少し涼しくなって気持ち良く走れることもある。「シャワーラン」なんて言うときはそんな時だろうか。
 一方で、この時期雨が降ってなくても走らないときがある。そう、雷が鳴っているときだ。雷鳴がとどろいたときには走るのをやめて切り上げることに決めている。雷の脚は思っているよりずっと速い。
 そう決めたのは数年前土手を走っていたランナーに雷が落ちて亡くなったとの報道を耳にしてからだ。今日も、愛知県で野球をしていた高校生が雷に打たれたというニュースがあった。病院に運ばれたそうだがその後どうなったかの報道を聴いていない。なんとか一命は取り留めてほしいと願うばかりだ。

 昔から世の中の怖いものを挙げて「地震雷火事親父」と言う。「親父」とは「雷を落とす怖いお父さん」(今や希少かもしれない)のことではなく「台風」のことだという説もあるようで、今の時代こそその説の説得力は増す。猛威をふるう自然とは戦っても勝ち目がないばかりか、戦うなどという言葉自体に意味がない。人間など自然の中のごくちっぽけな一部でしかない。
 ランナーの皆さん、雷が鳴ったら逃げかえりましょう

【ご参考まで】
・Wikipediaなどによれば、落雷地点までの距離は光ってから音がするまでの秒数×340mとざっと計算できるようだ。
・また、雷鳴が聞こえるのは通常10㎞先くらいまでだそうで、逆に言えば稲妻が見えても音が聞こえない場合は10㎞以上先と考えられる。
・雷が空気を切り裂いて移動するスピードはおよそ秒速200kmだそうだ。雷雲から地上に達するまでの時間は2/100秒。あっという間。雷が切り裂いて行く経路は容易に予測できない。
・「どこへ行くかわからない」「あっという間に地上に落ちる」といっても、大まかにいって雷雲から離れたところにいれば一応安全と考えられるわけで、その意味でも雷鳴が聞こえたら落雷地点まで10㎞と離れていないわけだから、雷が鳴ったら走るのをやめて家に帰るべきだろう。命あっての物種。命あってのランであることは言うまでもない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする