MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

ヌートリアは日本人にとって天敵か?

2016-07-21 | 1日1ラン
 ヌートリアが害獣に指定されていることは承知している。でも、もともと日本人が毛皮を取るために戦前(1939年とWikipediaにある)に輸入したのだと聞かれる。勝手に連れてきておいて、増えて野菜などを食い荒らす?から「一掃」するのだなんて理屈は私には納得できない。もちろん、実際に被害を被っている農家の方などは自分で連れてきたわけでもなく、純粋に被害者でお気の毒だとは思う。

 今日の神戸新聞NEXTのWEBニュースには驚いた。「国宝姫路城に“天敵”ヌートリア」。どんな話なのだろうと思ったら、

「ヌートリアは体長40~60センチ程度で、水辺に穴を掘り、巣を作る性質がある。石垣の奥に入り込み、土の部分に空洞ができれば、城自体にも被害を引き起こしかねない」。

 そういうことらしい。根拠が全くない、ということではないのだろう。そうは思うが、果たしてヌートリアが巣を作ったことで城が崩れ落ちるというようなことが本当にあり得るのかな、とも思う。日本の城作りがそんなやわなのかという思いもある。市の担当者から見れば、崩れ落ちるなど滅相もないし、少しでも何か悪影響が出ようものなら、責任の取りようもない、ということなんだろうと推察する。

 世の中、大かれ少なかれ、そんな風に回っている部分は少なくないから、そういった対応も一応想定内として理解できなくはない。

 だけど、それでも、もう少し寛容でもいい気がする。ヌートリアをわざわざフランスから連れてきてさんざん毛皮を取った日本人の末裔として、何かもう少し、穏やかなやりかたが工夫できないものかと思ってしまう。自分がその担当者だったら何ができるだろう? 同じことをするのか、どうなのか? 

 こんな文章を書いているのは、もちろん、マイコースの新規川で泳いだり草を食んだり、子育ていたりするヌートリアを何年にもわたって見てきたからだ。その姿に、時には癒やされ、時には、あのものすごい食欲に多少の恐れを感じたこともある。でも新規川にヌートリアがいなかったら、私のランニングはずっと味気ないものにはなっていたろうな。といっても生活の糧を稼ぐ農家の方の心情には及ぶべくもない。

 害獣に指定されたら、法律上はもうどんなことだってして殺してもいいのかもしれないが(捕獲して殺すのかどうか私はしらない、ひょっとしたらどこかへ連れてって逃がしてやるのかもしれない、という可能性はあるんだろうか?)

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