
9月中旬から悩まされ続けていた「右膝痛」と、とうとうサヨナラする日がやってきたようだ。サヨナラ。今シーズンで名古屋グランパスを勇退するストイコヴィッチ監督がホーム最終戦のあいさつで、最後にこの言葉を口にしていたっけ。ストイコヴィッチのJリーグ移籍はジーコと並んで衝撃的だったなあ。
話がそれたが、日曜の2度ランでは、違和感はあるものの明らかに膝の安心感が違っていた。なにしろ長かったのでぬかよろこびとなる可能性もまだ捨てきれないが、なんとか治りそうなきがしてきた。
この日の福岡国際マラソンで、怪我のためにベスト体重から10kgも増えてしまった藤原新がこの大会に向けて身体を位力作り直してきたと語っていて、自分もこの走れなかった2カ月半で走力は総合的に大きく低下してしまったと感じていた。
まさに「一からやり直し」と思った。
「12月6日の朝ランでは久しぶりにカワセミと遭遇した。」去年の12月の週間ダイアリーでもそう書いていた。きっとカワセミが姿を現す季節なんだろうな、秋から冬になろうとするこの時期が。







「月」:休足
「火」:休足
「水」:休足
「木」:5㎞(27分)
4日ぶりのラン。北の空に若田さんが船長を務める国際宇宙ステーション、東の空にはアイソン彗星を探しながら走る。
ロキソニンを飲んで臨んだ2つの大会をのぞけば、連続5㎞走って右膝の痛みを感じなかったのは9月15日以来はじめて。ただ、違和感は終始あった。走るというのはやはり「日常ではない」とまたしても実感する。
そんなわけで、ミシッと音を立てていつ壊れないともかぎらないという心もとなさを感じながら走っていた。
アイシングも4日ぶり。このまま良くなってほしいなあ。
「金」:5㎞(30分)
昨日よりも少し膝に安心感があった。
昨日と同じようなペースで5㎞ちょっと走ったが、徐々に違和感が強くなり、予定より早く切り上げる。雨が降り出したのでちょうど良かった。
膝周りの筋肉の弾性がなくなってかたくなってくる感じ。
アイソン彗星はまだ肉眼では見えなかったようだ。今日は、「太陽の熱で蒸発した」とか、「まだ生き残っていた」とか、いくつかのニュースがあった。
「土」:休足
「日」:6+10㎞(35+62分)
午前中、空いた時間に6㎞。まだ違和感があったが、だいぶ良くなった気がした。
マイコースでひさしぶりにカワセミ発見。小魚の群れがあちこちで見られたから、これを追ってきたのかもしれない。川下へ走っているときに発見し、川上に戻るあいだに3回飛翔する姿を観た。内一度は枝に止まっているところも見れた、エメラルド色の宝石のような姿ながら、重量感のある巡航ぶりでかなり速い。
午前中自信を深めたので、午後、福岡国際マラソンTV観戦後再び走ってみる。6’10/㎞ペースでジョグ。このスピードが気持ち良かった。
やはり違和感はあって、8㎞あたりで軽く痛みを感じやめようかと思ったが、ここまで走ったからぜひ10㎞連続ランしておきたかった。
9月15日に膝痛めて以来ロキソニンなしでの初10㎞。右膝をおすと少し痛いが大したことはなさそうだ。やっと膝痛ランから脱出できるかもしれない。長かった。

今日の川内は、またしても熱い走りで感動させてくれたけど、彼の設定した目標には届かなかった。
確かに世界レベルでは物足りない記録だが、日本人1位、全体の3位。ペースメーカが外れた20㎞でのスパートや、最後の最後に前二人を追う気迫を見せたあたりは日本人では川内にしかできないような展開で、こういうレースを続けたら世界でも上位を狙えると思う。代表辞退なんて言わないで頑張ってもらいたい。
一方、藤原新は残念だった。20㎞過ぎでリタイヤ。ランナーは故障するとほんとにきつい。特に藤原のようなプロランナーでは生きることに直結もする。実業団にいるような猶予はない。それを承知で自分で選んだ道ではあるけれど、好きなことをやるということ=自由を手にするということはそういうことだ。
川内とは別の意味で、これからも藤原新も応援し続けたいランナーだ。