MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

残念。川内はどうやら、びわ湖には出ないみたいだなあ。

2016-02-23 | レース観戦・応援
 確かに、以前の川内みたいに、ゴール後意識朦朧で倒れこみそうになり係員に抱えられて連れていかれたから、少し心配はしていたが、青梅マラソンのゴール後のコメントがニュースになっていた。

 要するに、「青梅の結果を見る限り2週間後のびわ湖を走っても到底陸連の設定した2時間6分30秒以内で走ることは難しいと分かったので、ここで無理をして故障などするよりは、1年半後の世界選手権代表を目指したい」趣旨はそういうことのようだ。

 このブログに2日前に書いた通りで、それは現実的で合理的な選択で、よほどの、つまり奇跡的な出来事でも起きない限り、その通りだとは思うのだが・・・ファンとしては、やはり彼が、それでも、挑戦する姿を見たかったなあ(もちろん、ひょっとしたらという可能性を感じさせるからそう思うわけだ)というのが正直な気持ちである。

 ところで、まだはっきりと出ないといったわけでもないみたいだから、ひょっとしたら出走はするのかもしれない。

 都合が合えばコース上で応援したいと思っていた。川内が出ないなら、だいぶテンションは下がるけど、実は、このレース、ほかにも見たい選手が何人かいる。

 まずは、箱根の(前)山の神こと柏原竜二。柏原は私にとって「前」などではなく、箱根駅伝史上最大のアイドルにほかならない。彼の走りっぷりはタイムだけでは測れない。タイムももちろんすごかったけど。逆境で、信じられない力を発揮した。「神」とは思わないが、少なくとも常人の業ではなかった。しかも4年間連続でそれを見せつけた。

 社会人になってからは、けがや故障に悩まされ、思うような結果が出せていないし、昨今の駅伝での走りから、今回も結果については多くを望むのは難しいかもしれない。それでも、彼の走りを目の前で見られるなら価値があると思う。逆境こそ彼が力を発揮する場だから。

 それから、駒澤のエースで主将だった窪田忍も出走する。10分切れるかってところかな。もう一人、2013年のUTMFで日本人として初優勝を果たした原良和も走るようだ。レースの日本人本命は中本健太郎、藤原正和あたりだろうか。川内の永遠のライバル、セルオド・バトオチルも出場する。

 また、選手ではないが、設楽悠太がペースメーカーを務める。

 マラソンの調整はなかなかに難しく、調子がいいから、脚を休めたから、必ず結果がついてくるとは限らない。また、タイムは気象条件はもちろんレース展開、出場メンバー、レースの位置づけ、プライベート事情などに大きく左右される。体調管理をいくらうまくやっても、こうした諸条件すべてをコントロールすることは実質不可能だ。屋外で、2時間以上休みなしに同じ動作で動き続ける競技などほかにはない。それだけ、肉体はもちろん精神的なタフさが求められる競技なのだ。

 だから、まったくもって素人で部外者の勝手な願いにすぎないが、 

  川内、走ってみたら。

 そう言いたい。いったんは走ろうと思ったのだから。標準記録を超えるランナーは、ざっと見まわして今の日本にはいない。我々が見たことのない若いランナーのなかにはいるかもしれない。故障の癒えた今井正人が本調子まで戻して諸条件が整えばかろうじてその可能性があるかもしれない。
 そういう状況にあって、びわ湖で日本人トップで7分台なら十分選んだっていいんじゃなかろうか? オリンピックのマラソンは気候的にもタイムじゃないので、日本人だって勝負になる可能性はある。ベルリン・マラソンでの優勝よりは大いにチャンスがある。

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