「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

牡丹あれこれ

2008-04-19 | いとしき草花たち

蛙さんのブログに、見事な牡丹が咲いていました。

花王に相応しい立派な花。色も空気も香る。牡丹の花を贈られるなどは、めったにないことでしょうけれど、以前、一度だけそんな希有な体験をしたことがありました。
その花を飾った部屋は、まさに、花王の薫にみたされた、形容しがたい至福の空間となりました。その香りも含めての花の王を実感したのでした。
        ◆◆◆◆◆◆◆◆
        
 趣は異なりますが、その木も忘れがたい。
『牡丹の木』(ぼたんのぼく)、
白秋の歌集にあり.

   須賀川の牡丹の木のめでたきを爐にくべよちふ雪ふる夜半に

        ◆◆◆◆◆◆◆◆

青柳志解樹さんの『百花逍遙』によれば、
牡丹の粗朶を焚いて暖をとってもらうのは、遠来の客への冬のもてなし”
であったという。

そういえば、子どもの頃、祖父の家の土間の壁にかけてあったあの包み。あれこそは「牡丹の木」であったと、謎が解けました。
長いことひとり暮らしをしていた祖父は、寒い冬の夜をだれと語り合おうと思ったのでしょうか。マイペースで、あまり人づき合いが上手とは言えなかった祖父の牡丹の木は、焚かれることもなく、長いことぶら下げられたままではなかったか。煤けた紙にくるまれていた牡丹の木を思い出します。

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フレッシャーズ

2008-04-19 | いとしき草花たち


   

 通り道で見つけた今年のフレッシャーズです。初々しくいのちみなぎらせて。
 左:プラタナスの若葉。右:ブドウのフェルト状の葉。このブドウは、街路樹の
 クスに よじ登っていました。
 オフィス街にも、真新しいスーツの今年のフレッシャーズが!
 もう大分馴れてきた頃でしょうか。植物の葉が厚みと色を増して強く育つように、
 オフィスの彼らの育ちを祈ります。フレッシャーズが、プレッシャーズとならないように。   ♪がんばれ!
                                   2008-04-14 13:12:10
  

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