おや、もう椿が?
道行く人が怪訝そうに、見上げて行きました。
が、ちっとも早くはないのです。
10月頃から4月くらいまでが、じつは、
私たちのもっとも美しい季節。
どうか不思議がらないで。
みんなより少し早く、私が微笑んだからといっても。
ーー椿より
地面では、緑の島を造成中のクローバーたちへーーサクラ紅葉。
右は、虫さんからの穴あきレター。
秋の終わりの消息が、
あとからあとから届きます。
ゆうびーん!
いろいろなお手紙がありますね。
サクラにケヤキ。
ときどきモッコク。
こんなにたくさんのおち葉、「腐葉土が作れるわね」と、いそいそ集めてみたけれど。
「腐葉土づくりの公園ボランティア」講座で実践済みの、花畑仲間のSさんから教わったこと。
"クヌギやコナラなどの広葉樹の葉が適しているけれど、サクラはNO "だそうです。
落ち葉を踏んで 晩秋から冬に変わってきました。
しかし寂しさを感じるレターですね。
>落葉松林脇の「軽井沢の夕日」が・・・
懐かしい思い出なのですね。
今、軽井沢の落葉松は葉を落とし、
冬の陽ざしを受けています。
こちらは、氷点下の陽が続きます。
ふと、勝承夫の「秋の通信」という詩を思い出しました。
一部ですが・・・
姉上よ 村は秋なり
(中略)
祭の日 きのうとなりて
栗を焼く 匂なつかし
母上もすこやかにして
冬の衣 いま縫いたもう
(中略)
紅葉 焚く やさしき指の
妹ら いとしゅうなりぬ
姉上よ 村は秋なり
鰯雲 とおくかかりて
あかあかと 夕たのし
故里の 秋のしるしに
新蕎麦を おくりし候・・
落ち葉ももう少しで落ちつくしますが、お掃除の人は何回も掃きあつめて大変。落ち葉の敷き詰めた道や公園の庭なんて、素敵なのに。
氷点下ですか、想像しても寒さに身が縮こまりそうです。お寒い日々ですが、お気をつけて「散歩道」お歩きくださいませ。