「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

ケアハウスへ

2009-08-06 | いとしき草花たち

  
     
      母のいるケアハウスの周りは、こんな感じです。
     敷地の前方は田んぼ。入り口に向かう道の片側に細長く
     浅い池が続いています。
     メダカやコイの稚魚、カニなどが棲んでいます。池の縁の
     杭で、トンボも一休み。
     
     
   
  完璧とは言えないけれど、元気だったのでホット一安心でした。
  部屋や廊下に散歩に来るカニは、この池から出張なのでしょうか。

   
  さて、最後に駅の壁で、出会ったものは・・・・・・・・これ!
     

                           
   昼間なので、側に行っても全く動きません。何だか勇敢そうに停まっている
  スズメガ(夜行性)なのですが、何スズメだったか・・・・
  いくら戦闘機型だからといっても、よりによってこんなところに停まって、目立
  ちすぎです。夕方まで無事だったでしょうか。

 

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こんにちは、蛙さん!

2009-08-06 | 日常の小さな喜び&こころ便り

 
                
                 こんにちは。青い蛙さん。
        田んぼの脇のくさむらに、お行儀よく蹲踞の姿勢。
        3~4㎝くらいだけど、これからどんどん大きくなるのね。 
        こんなキミを見たのは○十年ぶりかな。                   
  
 イネはもう重たそうに穂を垂れて・・・もう少しで?みのりのときを?
  左側の白い花は、オモダカでしょうか。田んぼの中に生えるということは、
  イネにとっては雑草なのでしょうか。
  田んぼに囲まれた山のなか、母のケアハウスへやっといってきました。
  95歳、元気な母に会えました。おかあさん、次にくるまで、健やかに夏を
  乗り切ってね。

 

 

  

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ナイトジャスミン、香ってま~す♪

2009-08-04 | 葛西スケッチブック

昼間は、黙して、名前のとおり夜に星のような小さな花をたくさん咲かせ、
香りを漂わすナイトジャスミン(夜香木)。
春には随分切ったので、低い位置で枝垂れていますが、
ひとまわり大きくなった木に、今年もつぼみがいっぱい!

 

花が咲き始めた夜、あまりのいい香りに、うれしくなって、
友人にも届け、家にも飾ってたのしんでいると・・・、
 
    

「なに、このニオイ!!」
と、最近とみに、臭いアレルギー?の強い、夫に咎められました。
「えっ、いい香りじゃない~」
と頑張るも、早速、花瓶ごと、外に出されてしまいました。
そういえば、いつもよりは、大ぶりに枝を切ってきました。
狭い部屋なので効果てきめん?香りすぎる、というわけです。
「mさん、大迷惑しているよ。きっと」
嗚呼、かつて花屋で買ったジンジャーの、
あまりの芳香ゆえの悪夢?が甦ってきました・・・
友人には「適当に処分してください」と急いで、メールでお詫び。
ごめんなさい。やはり、野に置けなんですね。ナイトジャスミン。

でも、我が家のは5~6㎝ぐらいの枝にして、
内緒で浴室に置いちゃいました。
しめしめ、敵は気がついていません。
ほどよい香りが漂っています。
そして、次の日の夜ーーー、

ーーー 先ほど、お宅の花畑の脇を通ったら、ナイトジャスミンの
香が漂っていました。幸せでした。ありがとう。おやすみなさい。
ーーーと友人からのメールが。

 

何て喜び上手の人なんだろう! 少ししぼみかけていた心に、
ぽっと灯がともりました。mさん、ありがとう!☆”♪

☆以前の記事・・・・  ・・・ 

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あの花は、今・・・  <裏返る花>

2009-08-02 | 葛西スケッチブック

~~なんて思わせぶりですが、アジサイのことです。
18日の臨海公園 鳥類園Ⅱ ”自然感察会”。
7・8月は渡辺先生が教えてくださいます。

つい先日知ったばかりの、ベニバナセンブリが足元に咲いていま
した。アカバナユウゲショウに似ているかなと思ったのですが、遙
かに繊細な小さな花でした。まあ、どちらも帰化植物なのですが。
海岸植物のハマボウハマゴウも今が盛り。
そして、とても興味をそそられたのは、もう花期も終わったこのア
ジサイ。
 
飾り花が、みな裏返っています。どの花見ても、もう結構と、顔を
伏せています。

 
 この前、こんなに美しく目立っていた花も、・・・・・・

 

 今は、こんなふうに・・・・。
 装飾花は、虫を呼ぶための役割ですね。・・・いのちを繋ぐため
 に、工夫して虫たちに蜜のありかを教えています。
 役目を終わったなら、もう、目立たなくてもOK。
 「ここに蜜はありませんよ」と、お店のシャッターを下ろしているよう
 なもの。 このような装飾花ばかりの花も、みんな裏返っています。
 今まで、枯れかけているとばかり思っていた花にも、こんな秘密が
 あったのね! 知らなかった。
 
 渡辺先生、ありがとうございました。
 

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忘備録・・・ ハゼラン・春になると

2009-08-01 | いとしき草花たち

 

2005年6月2日 (木) 三時の貴公子!?          <いとしき草花たち>
                ☆☆☆☆☆
                 ☆☆☆
                  ☆ 


 最近、街なかや道端などで、よく見かける花が、ハゼラン。濃いピンクの小さな花と、紅い実が目立ちます。マツバボタンやポーチュラカなどに近い、スベリヒユ科の帰化植物です。日照りや乾燥にも強いので、道路のコンクリートのすき間や線路脇の石ころだけのところからも芽を出し、たくましく育っています。
 
 以前、友人から,
「午後三時になると、必ず咲く花があるっていうんだけど、知っている?」
と、尋ねられたことがありました。
 
 その花が「ハゼラン」で、 “三時草”とか“三時の貴公子”とも呼ばれていることを知ったのは、つい、この間のことです。
 午後三時ごろになると、小さなつぼみが、次々と爆ぜるようにして開き、五ミリほどの濃いピンクのかわいい花を咲かせます。
 その花の美しさを蘭に喩えたのでしょうか、「爆ぜ蘭」。夕方には、もう閉じてしまいます。花の後にできる実の色が赤褐色で、珊瑚(コーラル)に似ていることから、イギリスではコ―ラル・フラワー。

 ハゼランのほかにも、咲く時刻の決まっている花はあります。
 午前十一時から午後一時頃に咲く―ー、ゴジカ(午時花=アオギリ科)、
 午後四時頃から咲き出すのは、オシロイバナ、など。
 花たちに組み込まれた、DNAの不思議さを思わずにはいられません。
 
 
 さてこの時季、高原では、ツリガネニンジンが、その青紫色の小さなベルを、たくさん風に揺らせています。
  キキョウ科の多年草で、花は釣鐘形、根茎が朝鮮人参に似ていることから、名がつきました。漢方薬では、根茎は沙参といって、セキ止めや去痰剤に用いられています。
 
 若芽は、「トトキ」といい、摘んで、天ぷらや和え物、味噌汁の実などにします。「山でうまいは、オケラにトトキ ~」と、俗謡にも謳われ、古くから愛されてきた山菜です。
 むかし、田舎の母からの小包の中に一掴みのトトキが入っていて、そこから、夏草の茂る山道や、浅間山の姿までが、懐かしく立ちのぼり、嬉しかったことを思い出します。

  釣鐘人参の花になぐさむ峠かな       池原信子


        (2003年「いとしき草花たち―ー8月の花」より)

2005年4月19日 (火) 落葉松の下の花畑         <いとしき草花たち>
 
  
 
  ♪春になると

 

 子どもの頃、近所に花好きのおばさんがいたので、春にはよく花畑の手伝いをした。
 子どもたちは、みな自分のちいさな花畑を持っていて、おばさんのお余りのダリアなどの球根をもらって育てた。
 サクラソウやクリンソウ、苧環、山百合など、思い思いにお気に入りの花を植えた。
 大きな落葉松の下の、あまり日当たりの良くない場所で、5~6センチも掘れば、軽石がごろごろでてきた。それでも、せっせと世話をしては、花が咲くとおばさんを呼びに行った。

「まあ まあ、きれいに咲きましたこと。ようございましたに」
 
 ちょっと太目の、和服姿のおばさんは、子どもたちに案内されて、5-6箇所の花畑を見て回っては、ほめてくれた。
 
 おばさんに子どもはいなかったが、毎日のように遊びに行って、石灯籠や錦鯉泳ぐ池のある日本庭園の中を、駆け回った。さぞ迷惑だったろうに、いつもにこやかだった。
 石楠花や、牡丹、ケマンソウを知ったのもこの庭から。

 T山さんのおばさん、私の花好きのルーツは、あなたでしたね。

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