シニア世代向けの読書術。
日本読書療法学会の寺田真理子会長
心を整える読書術
音楽鑑賞や散歩など、いろいろリラックス方法の中で、
読書が一番リラックス効果があるといわれています。
健康寿命が延びるという研究報告もあります。
小説などを読むと他者への想像力や共感力が高まります。
積ん読状態になっている本もあるかもしれませんが、
積ん読はワインを醸造させておくようなものです。
自分のタイミングでいつか読むくらいでいいのです。
シニア世代にお勧めしたいのは、昔読んだ本の再読です。
年齢を重ねることで視点が変わります。昔読んだ時には
読み流していた部分に感銘を受けることがあります。
昔読んだものに触れると、当時の記憶が呼び覚まされ、
脳の活性化にもつながります。
人生の先輩から生き方を学べるエッセーのような作品も良いでしょう。
。。。
最近、本を少し整理しました。30冊以上、廃品回収に出しました。
まだまだ、整理しなければなりません・・・
数年前に買って読んでいない本もあった。今、読んでいます。
古い本を整理していたら、
若い頃、読んだ本でとても好きだった
「帽子屋の城」:A.J.クローニ(スコットランドの小説家)を、
思い出した。内容は全く覚えていないのだけれど、
感動したことだけ覚えている。図書館にあるかどうか!?
「城砦」も有名なのですが、読んだか読まなかったか
覚えていない。これも読んでみたい。
検索してみたら、私と同じように、若い頃読んだ読者が
全集の再版を希望しているというコメントもあった。
(今は忘れられた作家なのでしょうか?)
高校の図書館にクローニンの本が数冊あった。
私が習った若い国語の講師
(短期間で辞めた好きな先生だった。)が、
寄贈してくれたのです。
皆に読んでほしいというコメントが本の横に書かれていた。
この光景は覚えている。
即、借りて読みました。