コラムから。
五輪SNS中傷
パリ五輪は金20個を含む45個のメダルを獲得。
全ての選手に最大限の賛辞を贈りたい。
一方で、極めて残念だったのは、SNS上で選手らへの誹謗中傷が
後を絶たなかった。
敗れた選手や対戦相手に対して汚い言葉で罵るケースが相次いだ。
JOCは「投稿にさいしてはマナーを守って」と訴える声明を発表し、
行き過ぎた投稿に対しては法的措置も検討するという。
2022年に刑法が改正され、「侮辱罪」の法定刑が厳格かされている。
投稿者のマナー向上への取り組みが欠かせない。
。。。
日本バレーボール協会 川合俊一会長からのメッセージではまず、
「バレーボール競技も、バレーボールの男子と女子、
ビーチバレーボール女子の3種目に出場し、それぞれの戦いを終えました。
日本から、現地から、世界各国からの応援、
ほんとうにありがとうございました」と感謝が記された。
会場やテレビの前での応援はもちろん、
SNSを通じた応援もアスリートたちの大きな力となりました。
SNSのコメントやメッセージは形に残ります。
頂いたメッセージを試合の前に何度も読み返して
大事な瞬間に臨むアスリート、試合後に一つひとつ丹念に
目を通して明日への活力につなげるアスリートがいます。
時には厳しいお言葉もあるでしょう。しかし、
愛とリスペクトのこもったメッセージであれば
例えそれが批判であっても、選手力向上に向けたスパイスとなり
選手にとっての活力になります。そういった皆さんからの
メッセージはいつでも大歓迎だと思っています」
「一方で、怒りに任せた暴力的なコメントやアスリート本人の
尊厳を傷つけるようなメッセージ。
悪口をいうことで人を傷つける行為、
いわゆる『誹謗中傷』を見過ごすことはできません。
残念ながらバレーボールに関するものも散見されます」と残念がった。
「私も球技経験者です。生身の人間が体を動かし咄嗟の判断と瞬発力、
そして互いの呼吸でプレイする球技では、百発百中の成功はありません。
今日の試合で最高の出来だった選手も次の試合ではミスをする。
今日の試合でミスを連発した選手も次の試合では最高のプレイを
繰り出して勝利に貢献する。うまくいく日、いかない日、
誰にでも同じようにそういった日が巡ってくる。
だからこそ、一人ではなく全員でお互いをカバーしながら
チームとしての最高のパフォーマンスを追求する。
そこにドラマと感動が生まれます。
ひたすら追いかけてきたオリンピックという舞台で、
国の威信をかけて戦うことができる高揚感、
そして胃が痛くなるような緊張感。
オリンピックで戦うアスリートたちを襲うプレッシャーには
計り知れないものがあります」
国を背負って戦う日本代表の重圧を知る川合会長。
「どうか、誇りを胸に精一杯戦っているアスリートたちに、
競技をこえて、敵味方をこえて、愛のある応援を
お願いいたします。
川井会長の試合の解説は、いつも賑やかで面白い。
このメッセージは、さすが会長です。
私はバレーボールを一番、応援していたので誹謗中傷は、とても悲しい。
私たち有名ではない一般人は、SNS上で誹謗中傷されることはまずないですが、それを聞いたり目にしたりすることはありますね。
そう言うものは読まないようにはしていますが。
オリンピック選手に対するものは、感動したとか次頑張ってとか応援の言葉の方がうんと多いとは思います!
自分が発したことばは自分に返ってきますね。
五輪のような大きな大会に出られるところまで鍛錬したこと自体がすごいと思います。
私もバレーボールを応援していたので、ひどい言葉で選手を傷つけるのはやめてほしいです。
韓国の女優さんがSNSの書き込みが原因で自殺したこともあったし、日本でもプロレスの
女性が自殺したこともありました。
言葉の暴力は怖いです。
応援の言葉は選手たちのパワーになりますね。
「天に唾する」ですね。
バレーボールのイタリ戦は、今までの試合の中で最高の試合だったと思いました。