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今朝のNHK日曜討論は、今後の日本政治の行方は でした。
比較的安倍政権に賛成の3人と、比較的反対の3人の討論でした。
大学教授陣(男性)、ノンフィクション作家(女性)、政治アナリスト(女性)の方々でした。
“アベノミクス”の継続の是非などを争点に行われた衆議院選挙。
与党の自民・公明両党は、全議席の3分の2を上回る議席を獲得しました。
一方の野党は、民主党と共産党が議席を伸ばしたものの“
一強多弱”と呼ばれる政治状況が続くことになりました。
今回の衆議院の解散・総選挙をどうみるのか?
投票率が52.66%と戦後最低を更新したことをどう考えるべきか?
そして今後、政治に何が求められるのか? 6人の論客が徹底討論します。
大学教授の中にも、若い方もいて、政治を研究している方々の意見は説得力が感じられました。
政治アナリストの方は、海外の政治のことも詳しかった。
イギリスなど、民主主義の歴史の長い国の例は参考にした方がいいと感じました。
所々、メモをしたので、思い出しながら書いてみます。
* 解散・総選挙をどうみるか:
安倍さんは、覚悟の姿を見せた。批判されるのを、覚悟でやった。
私の感想: 野党は、選挙の準備ができていなかったらしい。これって、無責任だと思った。
政策実現のためには選挙に勝たなければならないのだから。
(政策がないのか、その自信がないのか!?)
衆院は「常在戦場」と言われている。
選挙の次の日から、次の選挙の準備をしなければならないと、TVで評論家が言っていた。
この討論で、衆院の平均任期は2年数ヶ月と言っていた。(4年満期なんて、そんなにないということ)
次の解散は、もしかしたら、16年の参院選と同日選挙になるかもしれないと、言っていた。
そうなれば、また、2年後。(← なんだか、メチャメチャな感じがしないでもない!?)
教授が、このような例を話していた。
野球の試合を見るとき、ファン球団がいると真剣に見る。
中長期的に政党と付き合う。← 野球ファンのように。
* 与党は長期政権になると「おごり」が出てくる。「腐敗」する可能性が~。
(安倍さんも、自戒して、発言しているけれど・・・)
* 野党に求められているもの:
野党は解党する覚悟が必要。
民主党は、若者と女性の候補者をクオータ制で、人数を割り当てることをすべき。
今まで、やらなかったことをする。
寄せ集め政党はダメ。新進党の例もある。今まで、多数の党が消滅している。
* 米国では、学校でディベート教育が盛ん。政策などを勉強している。
子どもも、大人も有権者教育が大切。
イギリスでは子ども用の政策もある。← 子どもにも分かりやすく。
日本でも、政党助成金で、政治の教科書ガイドのような物を作ると良い。
18歳選挙権は外国では実行されている所が多い。
* 小選挙区制度:
目的は二大政党制にする筈が、常に7政党くらいになっている。
二大政党では、民意をまとめきれない。(私の感想: 人間って、そんなに単純に分けられない)
その他の問題は、国民の負担をどうする、地方・若者の問題、働きやすい社会にすべき。
日本発で、人口減少社会でも、成長を続けるには、どのような方法があるのか、答えを探る。
このような討論で、とても勉強になった。
政治家には、覚悟が大切だ。有権者は彼らの覚悟を見抜く目が求められる~。
急には思いつかないけれど、12月なので、赤穂浪士のような覚悟。
まだまだ、歴史を見れば、いっぱいいる。皆、死を覚悟している・・・
※ クオータ制(クオータせい、Quota System)とは、
政治システムにおける割り当て制度のこと。
「クオータ」は「quota」と綴り「割り当て、分け前、分配」の意味であり、
「4分の1」を意味する「クォーター(quarter)」とは異なるので注意が必要。