カタクリは、東京近郊ではそろそろ終わり
かもしれません。
時々訪れている清瀬のカタクリです。
今回見に行ったのは先月下旬でした。
小川が流れるせせらぎ公園の近くです。

まわりの樹を切って陽光が届くようになったせいでしょうか、
場所によっては、カタクリの花の数が多いように感じられました。
ボランティアスタッフの方も今年は多いように思いますと
話していました。


カタクリは、「スプリング・エフェメラル」と呼ばれます。
スプリング・エフェメラルとは、「春の短い命」という意味
で、春植物を指します。
春植物は、早春にいち早く花を咲かせ、種をつくります。
短い花の時期を終えると、葉に光を受け(光合成)、
養分を地下(地下茎や球根)に蓄えます。
夏ごろには、やがて葉も枯れ、翌年の春まで休眠します。
はかないように感じますが、実はそうでもないんですね。
春、他の植物が目覚めないうちに、葉を伸ばし、
花を 咲かせ、生存競争に勝ち抜くという、
言うなれば、たくましい植物なんですね。
そう思ってカタクリを見ると、凛とした感じがします。




カタクリの散策路を、時々散歩するという高齢の方と
出会いました。
豪雪地帯として知られる長野県のある地域のご出身とのこと。
冬の間に降り積もる雪が7~8メートルにもなったことも
あったそうです。
「そうした雪深いところですが、春、雪解けを迎えると
カタクリが葉をのばす、小さい頃はその葉を食べたことも
ありました。」
確かにカタクリ粉というのは、本来はカタクリの地下茎
でつくられるものをいうのですが、カタクリは今やその数
が減少し、絶滅危惧種となって各地で保護活動が行われて
います。
是非採ったりすることなく、守っていきたいですね。
ところで、カタクリがさいているあたりには、
イチリンソウ(これも「スプリング・エフェメラル」)
のほか、シャガがー。


他には、ユリやスミレの仲間のような感じの小さな花
も咲いていました。
名前はよくわかりませんが、春はこうした花たちから
始まっていくんですね。




「スプリング・エフェメラル」について、もう少し詳しく
お知りになりたい方は、札幌市のHPのサイトを
ご覧ください。
かもしれません。
時々訪れている清瀬のカタクリです。
今回見に行ったのは先月下旬でした。
小川が流れるせせらぎ公園の近くです。

まわりの樹を切って陽光が届くようになったせいでしょうか、
場所によっては、カタクリの花の数が多いように感じられました。
ボランティアスタッフの方も今年は多いように思いますと
話していました。


カタクリは、「スプリング・エフェメラル」と呼ばれます。
スプリング・エフェメラルとは、「春の短い命」という意味
で、春植物を指します。
春植物は、早春にいち早く花を咲かせ、種をつくります。
短い花の時期を終えると、葉に光を受け(光合成)、
養分を地下(地下茎や球根)に蓄えます。
夏ごろには、やがて葉も枯れ、翌年の春まで休眠します。
はかないように感じますが、実はそうでもないんですね。
春、他の植物が目覚めないうちに、葉を伸ばし、
花を 咲かせ、生存競争に勝ち抜くという、
言うなれば、たくましい植物なんですね。
そう思ってカタクリを見ると、凛とした感じがします。




カタクリの散策路を、時々散歩するという高齢の方と
出会いました。
豪雪地帯として知られる長野県のある地域のご出身とのこと。
冬の間に降り積もる雪が7~8メートルにもなったことも
あったそうです。
「そうした雪深いところですが、春、雪解けを迎えると
カタクリが葉をのばす、小さい頃はその葉を食べたことも
ありました。」
確かにカタクリ粉というのは、本来はカタクリの地下茎
でつくられるものをいうのですが、カタクリは今やその数
が減少し、絶滅危惧種となって各地で保護活動が行われて
います。
是非採ったりすることなく、守っていきたいですね。
ところで、カタクリがさいているあたりには、
イチリンソウ(これも「スプリング・エフェメラル」)
のほか、シャガがー。


他には、ユリやスミレの仲間のような感じの小さな花
も咲いていました。
名前はよくわかりませんが、春はこうした花たちから
始まっていくんですね。




「スプリング・エフェメラル」について、もう少し詳しく
お知りになりたい方は、札幌市のHPのサイトを
ご覧ください。