ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

私、迷子になってません ~地域散歩:モッコク、サンシュユなど~

2021-10-16 | 散歩

先日家人と車で、ちょっと大きなスーパーに買いものに

出かけました。ビルの上層階が駐車場になっています。

食料品や日用品・雑貨だけでなく、婦人服・紳士服など

衣料品の他、文具・玩具売り場や専門店もありますので、

家族連れでくる人も多いお店です。

 

店舗の中に入ると、家人がちょっと服を見たいと言います。

そこで、フロアに置かれているソファーで待つことにして、

座れるところを探していると、脇から声がしました。

「お名前は、何とおっしゃいますか。」

店舗の警備員さんです。

”いきなり名前を聞くとはどういうこと”と、むっとしつつ、

「何ですか」と聞き返すと、「〇〇さんという方を探して

いるんですがー」とのこと。

たぶん家族とはぐれてしまった方を探していたのでしょう。

 

私の様子といえば、散歩スタイルの服装で、スマホが

入ったバッグを肩から下げ、きょろきょろと杖歩きです。

多分探している人と様子が似ていたのでしょう。

それで、声をかけられたに違いありません。

後で家人に話すと、笑いながら、

「徘徊してると思われたんじゃない」。

 

自分ではまだ少しは若いつもりでいても、

誰が見てもれっきとした高齢者です。

出かけるときはそれなりの服装をしていないと、

また声をかけられそうです(苦笑)。

 

今回は、先月下旬ごろから撮っていた樹々の実を紹介します。

まず、ハナミズキです。

私のあたりでは、住宅街で一番早く色づいてくる樹です。

先月は赤い実と葉の緑の対比がきれいでしたが、

だいぶ葉が赤茶色になってきました。

 

 

ナナカマドです。

もっと実があったんですが、少なくなっていました。

鳥に食べられたんでしょうか。

この木は、毎年きれいに紅葉します。

さて今年はどうでしょう。

 

 

モッコクは、先月は樹全体に、たくさんの赤茶色の実が

ついていました。

最近見ましたら、ほとんど実が裂けて、殻だけになって

いました。

実が裂けると、中の赤い種を鳥が食べるそうですから、

「食後」の状況のようです。

 

 

ヤマボウシです。

これは先月の写真です。今月に入って実も葉もだいぶ

散っていました。

いろいろな方のブログで紹介されています。

赤い実は食べられるそうですね。

実際にどんな味がするのか、庭にヤマボウシを植えて

いる知り合いに聞きましたら、甘くも酸っぱくもなく

何といったらいいかな、うーん、との返事。

でも自分で食べてみるのもためらいます。

 

 

サンシュユです。

先月小さな公園で見かけました。

今は、たぶん実はなくなっていると思います。

 

 

同じ公園で見たトウネズミモチです。

これも今はどうなっているでしょうか。

 

 

上の写真がナンキンハゼ、下の写真がカクレミノです。

色づくらしいのですが、どちらも緑がだいぶ残っています。

カクレミノのほうがほんの少し赤みがついてきているようです。

 

 

ピラカンサ(トキワサンザシ)はずいぶんと赤くなりました。

実が枝一杯につき、重たげです。

ピラカンサはふるさとの家にもありました。

なつかしいです。

でも鳥が実を食べるはずなのに、ほとんど実は

減りませんでした。

鳥が食べるのは、どうやら他に食べるものが

なくなってかららしいです。

あまりおいしくないんでしょうか。

 

 

カリンです。以前にくらべて大きくなっています。

まだ青いですが、熟すると黄色くなるようです。

カリンと言えば、のど飴の原料になるようですが、

生では食べられないそうです。

 

コムラサキです。いろいろなところで見かけます。

いつ見ても紫の実がきれいです。

 

樹々の実をみていると、秋が少しづつ深まっているのを

感じます。

もう少しすれば都市部でも紅葉がみられるかも

しれませんね。

 

コメント (2)
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