今日(26日)は、都内でも雪が観測されたようです。
ニュースは、大寒波到来とかで、大雪警戒を伝えています。
コロナ:オミクロンのこともあるし、神様も、年末年始は
慎重にしなさいと言っているのかどうか。
でもですね、せめて年末年始くらい、明るい話題で
ほっとしたいです。
はてさてどうしたらいいんでしょう。
こんなときは、ぶらっと花散歩でもして、悩みは
忘れるにかぎります。
といっても、冬場にそうそう花は咲いてはいません。
無理と思いつつ、都立の薬用植物園に行ってみました。
園内は、植物はほとんどなく、閑散としています。
そりゃそうですね。来春に備えて、草木や土壌を整備
する時期ですからー。
さすがに、訪れる人もあまりいませんでした。
かろうじて咲いている花がいくつかありました。
スノードロップです。
2月~3月が開花時期といわれていますが、うまく調整した
のでしょうか。
鉢植えのクリスマスローズです。
これも、これからあちらこちらで、よく見るようになりますね。
和名がマンネンロウ。ローズマリーです。
70~80㎝くらいでしょうか、植え込みのような感じになって
いました。
花の代わりに、樹々の実がいくつか見られました。
メギの赤い実です。目薬にもなるので、目木という
らしいです。
高さは2mくらいはあったかもしれません。
葉はほとんど落ちて、棘がめだっていました。
クチナシの実です。黄色に色づいています。
初めてみました。
タラヨウ。ハガキの木と言われています。
高さは6~7mくらいはあります。
確か先月には実がついていましたから、ずっとたわわな
感じでいたのかもしれません。
ところで、葉を傷つけると後が黒く残るので、字を書いて
実際に切手を貼って出せるそうです。
なお「郵便局の木」として定められているそうです。
(※ブロガーのhisuinetさんから教えていただきました。)
ムラサキシキブの紫の実がポツンと残っていました。
これは、ナギイカダというだそうです。
葉がついているようにみえますが、枝が変化した
ものだそうです。まるで鎧のようです。
高さは80㎝くらいのこんもりした植物です。
説明板によると、
「地中海沿岸に分布し、明治初期に日本に渡来。
葉は退化。葉状枝の上に、冬から春にかけて小花を
つける。」とあります。
花が終わって、赤い実になったのかどうか。
フウ(楓)というのだそうです。
高さは10数メートルはありました。
葉はかえでの葉のような形。紅葉がきれいな樹です。
黒っぽい、変わった実をつけていました。
園内には温室があります。
いくつか花が見られました。次回ご紹介します。(続く)