ヒマヒマノキ ~歩いて、見て、楽しんで~

庭園・街の花、まつり・名所。いろいろな出会いを,その時々の想いを交えて、皆様にお届けします。

高貴な名前もあるんですが ~ヒガンバナ~

2022-09-24 | 散歩

台風14号の後に、また台風がやってきました。

東京は、ほとんど影響はなかったようですが、

またもや雨続きになってしまいました。

そこで、空模様を見て、雨の合間をぬっての散歩です。

 

ちょうど秋のお彼岸です。

それに合わせたかのように、

あちらこちらで咲くヒガンバナ。

真っ赤な花は、鮮やかそのものです。

今年は、日高市(埼玉)の巾着田の曼殊沙華まつりが

3年ぶりに行われています。

アクセスの関係で行けそうにないのが残念です。

 

通りのヒガンバナは、「見て見て」と言わんばかりに

真紅の花を開いています。

でも、なかなか「いいね」という雰囲気にならないのは、

葉が出ていないために、萎れてくると侘しさが

漂うからかもしれません。

曼殊沙華という別名は高貴ですが、幽霊花など

の不吉な感のある別名が多いのは気の毒です。

 

さらに、牧野記念庭園のヒガンバナも

見てきました。

 

山野草や立ち木の緑の中に配色された赤、そして

白は、控えめながら、静かに秋の気配を強調していました。

 

今の時期、園内は花や実は少ないのですが、

ホウチャクソウがひっそりと黒い実をつけていました。

 

ただちょっと心配だったのが、ブナ科の樹木シナグリが

「ナラ枯れ」の被害にあっていたことでした。

最近、ナラ枯れが全国的に広がっているようです。

ブナ科といえば、コナラやミズナラ、シラカシなども

同じ科の樹です。

各地で対策が講じられているようですが、

何とか最小限に食い止められるといいのですがー。

 

世界が平和でありますように!

コメント (2)
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