自転車が交通事故の加害者となることは意外に多いのだそうだ。それに関連して加害者に対して高額の損害賠償を求められる例も出ている。
平成17年に、当時16歳だった女子高生が夜間に携帯電話をかけながら無灯火で走行中、前方を歩いていた看護師の女性と衝突。女性の手足にはしびれが残り、歩行困難となった。この事故に対して横浜地裁は、女子高校生に5千万円の支払いを命じた。
5千万円とは高額で、本人はもちろん事の重大性を思い知っただろうし、その支払いについては家族も途方に暮れたのではないか。しかし被害者の被害の程度を考えると当然のことで、自転車だったからという言い訳はできない。夜間に無灯火で携帯電話をかけながら走行していたと言うのでは弁解の余地はまったくない。
この高校生が携帯電話で話していたのか画面を見ていたのかは分からないが、私も暗い夜道で急に前方から曲がってきた自転車に危うくぶつかられそうになったことがあった。やはり若い女性だったが、このときには画面を見ながら走行していた。その女性のすぐ後から来た若い男性も画面を見ながらの走行で、いったいこの連中はどうなっているのかと腹が立ってしまった。自転車でなくて歩行者だったが、暗い細い道で画面を凝視しながら歩いてきた女性とすれ違ったこともある。携帯依存症としか言いようがない。
携帯依存症はどうにかならないものかということは前にも書いたが、最近の携帯に対する執着の強さは、私にはまったく病的な異様な状態に思える。このような「患者」はよほどのことがない限りそのような状態から脱することはないだろうから、事故を起こした場合には厳しく罰するべきだと思う。被害者にとってはたまったものではない。非情な言い方をすれば、加害者になるくらいなら自損事故で重大な障害を蒙ればいいとさえ思う。
警察庁によると、自転車が当事者となった交通事故は、平成20年度では全体の21.2%を占めているそうだ。10年前と比べると対歩行者の事故は4.5倍に増加したと言う。バカにならない数字で、この中には無灯火の場合や、携帯を見ていてという事例もあったのではないかと思う。自転車は車に比べると何となく弱者のように思われるが、最近のように自転車通勤・通学が増え、レジャー用の高速高級車も増えている時代には加害の凶器になることも当然あるだろう。
案外知られていないが、自転車のための保険もあるようだから、常時使用する場合には加入しておくのがいいだろう。もっとも保険をかけておけば人身事故を起こしても安心と言うものではない。基本は携帯を見ながら、あるいはかけながら乗らないとか、無灯火で走行しない、歩道ではスピードを出さないという最低限の常識、マナーは心得ておくべきだろう。
平成17年に、当時16歳だった女子高生が夜間に携帯電話をかけながら無灯火で走行中、前方を歩いていた看護師の女性と衝突。女性の手足にはしびれが残り、歩行困難となった。この事故に対して横浜地裁は、女子高校生に5千万円の支払いを命じた。
5千万円とは高額で、本人はもちろん事の重大性を思い知っただろうし、その支払いについては家族も途方に暮れたのではないか。しかし被害者の被害の程度を考えると当然のことで、自転車だったからという言い訳はできない。夜間に無灯火で携帯電話をかけながら走行していたと言うのでは弁解の余地はまったくない。
この高校生が携帯電話で話していたのか画面を見ていたのかは分からないが、私も暗い夜道で急に前方から曲がってきた自転車に危うくぶつかられそうになったことがあった。やはり若い女性だったが、このときには画面を見ながら走行していた。その女性のすぐ後から来た若い男性も画面を見ながらの走行で、いったいこの連中はどうなっているのかと腹が立ってしまった。自転車でなくて歩行者だったが、暗い細い道で画面を凝視しながら歩いてきた女性とすれ違ったこともある。携帯依存症としか言いようがない。
携帯依存症はどうにかならないものかということは前にも書いたが、最近の携帯に対する執着の強さは、私にはまったく病的な異様な状態に思える。このような「患者」はよほどのことがない限りそのような状態から脱することはないだろうから、事故を起こした場合には厳しく罰するべきだと思う。被害者にとってはたまったものではない。非情な言い方をすれば、加害者になるくらいなら自損事故で重大な障害を蒙ればいいとさえ思う。
警察庁によると、自転車が当事者となった交通事故は、平成20年度では全体の21.2%を占めているそうだ。10年前と比べると対歩行者の事故は4.5倍に増加したと言う。バカにならない数字で、この中には無灯火の場合や、携帯を見ていてという事例もあったのではないかと思う。自転車は車に比べると何となく弱者のように思われるが、最近のように自転車通勤・通学が増え、レジャー用の高速高級車も増えている時代には加害の凶器になることも当然あるだろう。
案外知られていないが、自転車のための保険もあるようだから、常時使用する場合には加入しておくのがいいだろう。もっとも保険をかけておけば人身事故を起こしても安心と言うものではない。基本は携帯を見ながら、あるいはかけながら乗らないとか、無灯火で走行しない、歩道ではスピードを出さないという最低限の常識、マナーは心得ておくべきだろう。