ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

花の百名山~入笠山~

2017-08-26 | 日記
テレビ番組の特集を見て刺激され、思い立って入笠山に行ってきました。
2年ぶりの入笠山です。
近いので何度も登り、子供たちが小さい頃はここでキャンプもしました。
今はマイカー規制なのでゴンドラで標高1050mから1780mまで一気に登ります。


良い天気でしたが富士山は霞んで見えました。


ゴンドラを降りると山野草公園です。
ヤマユリの花盛り、豪華な花がたくさん咲いていてその香りにも圧倒されるほどでした。


そこから林の中を入笠湿原に向かいます。
木洩れ日の中、レンゲショウマが見ごろを迎えていました。


入笠湿原は青空の下、夏から秋の花がたくさん咲いて素晴らしかったです。


サワギキョウが群生していてきれいでした。




ホソバトリカブトとエゾリンドウ…サワギキョウと共に青紫系統の花が目立ちました。




湿地にはツリフネソウが群生していました。


入笠湿原から登山口まで行くと御所平のお花畑があります。
腰痛の夫はお花畑で待機、私は標高1955mの山頂まで登ってきました。


ここの眺望は素晴らしく南、北、中央のアルプスや八ヶ岳、富士山まで見られるのですが…
諏訪湖方面…その向こうに北アルプスが見えるはずですが雲の中でした。


甲斐駒はくっきり見えましたが富士山は霞んでいました。


下山してお花畑を散策…その昔はここはヤナギランの群生があったのですが今はいろいろな山野草が咲いています。(その昔はスキー場でした…)
注目はやはりヤナギラン…この色合いは青空に生えて素敵でした。


マツムシソウもちょうど見ごろでたくさん咲いていました。


サラシナショウマとツリガネニンジン、クガイソウ…山の花々を堪能しました。






夏の高原に欠かせない風景…シシウドです。


コバギボウシやワレモコウの群生、オミナエシも咲いて秋の気配です。






山野草園で気になった花…ユウスゲ、林間のフシグロセンノウ、クサボタンです。






たくさんの花が咲いていてたくさんのチョウにも出会いました。(チョウの写真は夫のカメラから借用)
ノアザミにミドリヒョウモン…このチョウは沢山飛び回っていました。


マツムシソウにクジャクチョウ…鮮やかな模様に注目でした。


そして優雅なアサギマダラにもたくさん出会い感激しました。
マルバダケブキで吸蜜するアサギマダラです。




ここは富士見町、町特産のルバーブを使ったソフトです。甘酸っぱくて美味しかったです。


もうすっかり秋の空です…
たくさんの花やチョウに出会えて嬉しい山旅になりました。
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外来植物の除去作業

2017-08-17 | 日記
牛伏川自然観察会では在来種を脅かす外来植物の抜き取りをしています。
今年もお盆前にその作業があって参加しました

塩嶺峠を越えて山麓線を松本に向かいます。
青々した田んぼと夏の雲がきれいでした。




夏の緑濃い木立を抜けていきます。


階段工も夏木立の中、流れがキラキラと涼しげでした。


作業の前に川沿いをウォッチング…タマアジサイが咲き出していました。




前日の雨の名残…露を抱いたウバユリのつぼみです。


林間にたくさんのウバユリが咲いていました。


オトコエシです。オミナエシに花姿は似ていますが花色は白です。


ギボウシの花があちこちに咲いていました。


フシグロセンノウも花盛りの時期でした。


ヤブカンゾウもこの時期に目立つ花です。


ツリフネソウがまだたくさん咲いていました。


チョウにも出会いました。キアゲハとコミスジ、別日ですがルリタテハ…






さて、いよいよ外来種除去作業です!
まず抜き取る草ですが、向かって左からヒメジョオン、ブタクサ(2本)ヒレアザミ、マツヨイグサ、オオアレチノギクです。
この他にヨウシュヤマゴボウも処理しました。


ヒメジョオンが沢山で主にこれを抜き取りました。作業の前後です。




すべて手作業!炎天下(午前中に30℃)だったので木陰で水分補給をしながらの作業でした。


抜き取った草は軽トラに積み込みます。半日の作業で軽トラ一杯になりました。


本来の植物が元気に育つ環境が確保できたなら嬉しいです。


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7月の出会いあれこれ

2017-08-07 | 日記
立秋の今日、そして台風の動きが気になる今日です…
8月になってしまいましたが、ようやく7月のあれこれの記録です。

まず7月に出会った花々…庭や畑で咲いている花たちです。
ユリ(スカシユリの仲間だと思うのですが)が大きくなりすぎて倒れてしまったので切り花にしました。
たくさんの花を付けていて、大きな花入れにどっさり飾りました。


大好きな「マツムシソウ」、今年は一株だけですが咲いてくれました。


とっても鮮やかな「ヒメヒオウギズイセン」…畑花壇で目立っています。


これはとってもおしとやか…可愛らしい「ムラサキシキブ」の花です。


今年初めて植えたこんにゃく!芽が出て葉がのびてきました。冬越しが心配ですが…




原村の花々…標高1100mなので時期が少し遅めです。
蔓バラ「バレリーナ」が可愛らしい花をたくさんつけました。


鉢に水草と金魚…金魚は冬の間、家の水槽で暖かく過ごします。


久しぶりに「ボリジ」を植えました。この星形の花がすてきです。


去年、四国旅行で買ってきて植えた「クガイソウ」が根付いて咲いてくれました!
もう一つ買って来た「キレンゲショウマ」は根付いたものの花が咲きそうにありません…


上田の荻原植物園で買って来たホスタはとっても大きくなりました。


7月のかんてんぱぱガーデンは夏の花が咲いていました。
「ヤマユリ」は木立の中でも目立って見ごたえがあります。


夏の花「フシグロセンノウ」がたくさん咲いていました。


この時期に見たい花「レンゲショウマ」が咲いていて嬉しかったです。


「アジサイ」もさまざまが咲いていましたがこの色合いがすてきでした。


「カシワバアジサイ」も立派な花を付けていました。


7月に出かけた長野市…夫の用事について行って私は別行動であちこちに。
長野自動車道からの雲の様子はすっかり夏模様でした。


駅ビルとデパートを歩き回って時間を費やしてしまい、善光寺まで急ぎ足で…
街灯も門前町の雰囲気です。


銀行の建物も趣があります。


ここはレトロな雰囲気がいいホテルの建物です。


長野市のマンホールの蓋はリンゴとリンゴの花です。


長野道を通るといつも気になるのは周囲の山の松枯れ!年々広がっているようで心配です。

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福島へ~会津~

2017-08-01 | 旅行
裏磐梯から会津地方を訪れました。
会津の郷土玩具と言えば「赤べこ」が有名ですが、この「起き上がり小法師」も可愛らしいです。


ホテルの星空観察会や早朝の磐梯山を眺めるウォーキングにも参加したかったのですがずっと雨で叶わず…
温泉につかってゆったり過ごしました。こんな庭の風景も眺めるだけ…


雨が上がったので猪苗代湖にも行ってみました。
諏訪湖の8倍もある大きな湖!遠浅の湖は遊泳可能だそうです。




猪苗代湖の湖畔です。水が澄んでいて湖底が見えました!


会津藩ゆかりの鶴ヶ城を見学しようと会津若松へ行きました。
お城近くの酒屋さんとお菓子屋さん…風情があります。




戊辰戦争の舞台ともなった鶴ヶ城、若松城とも言われます。




深いお濠が周囲を巡っています。緻密に組まれた石垣も立派です。




お城の正面に続く石垣の立派なこと!大きな石が高く積まれています。


天守閣は当時のものではありませんが立派です。


荒城の月はこのお城をモチーフに作ったもの…歌碑がありました。


高石垣は20mもあって、敵の侵入を防ぐため扇状に石を積んであります。


お濠にはスイレンの花がたくさん咲いていました。


歴代の鶴ヶ城の城主の家紋…お城の栄枯盛衰が思われます…


お城近くの鶴ヶ城会館のメニューに「高遠そば」が!
江戸時代、高遠藩主だった保科正之が会津藩主になった事で信州と繋がっている会津のお蕎麦です。
お蕎麦とソースかつ丼ってまるでこちらのメニューです!


街中にはレトロなバスが走っていました。


帰りの高速は途中で大雨警報が出るほどのものすごい雨!(新潟付近)


その後深い霧(妙高付近)


でも無事に帰って来ました。(総移動距離900㎞!)
自然と歴史と温泉を堪能できた旅でした。

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福島へ~裏磐梯~

2017-08-01 | 旅行
梅雨が明ける時期に2泊3日で白馬三山の縦走を計画していたのですが夫の腰痛で断念…
せっかく日程をやりくりしたので、温泉行きに変更しました。
若かりし頃の旅で感激した五色沼を訪れたいという私のリクエストで裏磐梯へ行ってきました。

長野道から上信越道、北陸道、磐越道と高速で一気に…といってもやっぱり5時間以上かかりました。
北陸道の米山SAからの日本海です。曇り空で霞んでいますが穏やかな海でした。


磐越道に入ると霧の山間を抜けていきます。


途中、阿賀野川の川霧が発生していて幻想的な風景が見られました。
こんなに深い川霧を見たのは初めてでした!




磐梯山ゴールドラインを走ってまずは桧原湖へ…雨模様の静かな湖畔でした。
梅雨明け後の計画だったのですが、何と東北はまだ梅雨のさ中でした。(信州も梅雨明け後雨ばかりでしたが)




五色沼はその色合いがとっても素敵です。
かなり昔の旅行のことはもうおぼろげですが、この沼の色合いだけははっきり残っています。
今回は桧原湖側に車を止め裏磐梯ビジターセンターまでバスで移動、そこから五色沼自然探勝路をゆっくり歩きました。


白い「カンボク」の花が森を明るめて咲いていました。


毘沙門沼は沢山ある沼の中で一番大きいそうです。
きれいなコバルト色は雨で少し渋い色合いになっていました。




雨が降ってきてしまいましたが水面の波紋もすてきでした。


赤沼は鉄分が多いため、水辺の植物の根元が赤くなっています。




弁天沼は見る位置によって沼の色合いが変わるようです。




沼から沼への渓流も木々の間に爽やかな流れを見せてくれていました。


「ヨツバヒヨドリ」が咲いていました。


るり沼はその名の通りの瑠璃色がきれいです。




青沼は幻想的な青白い色合いでした。


柳沼は透明の沼…木々の影が沼に映りこんですてきでした。


雨の中でしたが、すばらしい自然の景観を堪能することができて良かったです。

コメント (4)
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