ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

東京へ~神宮外苑~

2019-10-30 | 旅行

夏以来、久しぶりの東京へ行って来ました。今回は台風による中央線、中央道の被害で予定も危ぶまれたのですが、中央線の特急あずさは運休中なので高速バスで向かいました。心配でしたが、遅れることなく定時に新宿に着きました。目的地は完成したばかりの「オリンピックミュージアム」です。外苑前駅から目的地に行く途中に「秩父宮ラグビー場」があります。まさに今開催中のラグビーのポスターも…

 

 

足元に目をやれば、なんとマンホールの蓋もラグビーワールドカップ仕様です!

 

隣には「神宮球場」があります。ここはその日、東京六大学野球の試合…すごい応援合戦が聞こえてきました!

 

球場の向かいにある建物の中に、先月開館したばかりの「日本オリンピックミュージアム」があります。複合施設で、1.2階がミュージアム、上層階は各種スポーツ団体が入っているそうです。

 

この建物の外壁はユニークな造りになっています。光と風を調節するためのものが窓の外に取り付けられています。

 

こちら側からの建物は聖火リレーのトーチのイメージでしょうか、ユニットタイプのガラスカーテンウォールをねじりながら取り付けて、なめらかな曲面をつくり出したとのことです。

 

庭には日本で開かれたオリンピックの聖火台が展示されています。東京、札幌、長野のものです。

 

 

 

日本体育協会初代会長、嘉納治五郎(大河ドラマでお馴染みでしょうか)と、二代目会長の岸清一の銅像です。ここは岸記念体育館が移転したものとのこと!代々木競技場の隣にあった建物は馴染みがあったのに、解体されてなくなるとのことです。

 

 

庭もきれいに整備されていて、ツワブキの花が咲いていました。

 

 

 

展示室には沢山のオリンピック関連のものが…まず来年の東京大会の聖火リレー用のトーチです。オリンピックとパラリンピックで使われるものは色合いが違います。

 

 

 

エンブレムは野老朝雄氏によるもの。市松模様が素敵です。

 

 

五輪マークの展示も…床を見ればここにも五輪の色が使われていました。

 

 

懐かしい長野大会のマスコット「スノーレッツ」がありました。当時、我が家にもいました…

 

応援メーッセージの記入もしてきました。

 

2階のミュージアムではオリンピックの歴史が学べ、体験(ゲーム)もできました。紀元前に陶器に描かれた競技の様子です。

 

歴代の聖火トーチも展示されていました。

 

1964年の東京オリンピックの聖火は記憶に有ります。このポスターの記憶も…

 

 

東京、札幌、長野のメダルも展示されていました。来年のメダルも展示されることでしょう。

 

大河ドラマの主人公、金栗四三の使った足袋が展示されていました。

 

映像や体験も交えて充実の内容のミュージアムでした。この建物の向かいに、新国立競技場があります。

 

ミュージアムから見た競技場です。もうほとんど完成しているようです。緑もたくさん配置されている様子です。

 

神宮球場側から見た競技場と反対側(こちらが正面でしょうか)から見たものです。

 

 

神宮外苑はオリンピックへの期待が膨らむ場所でした…

 

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秋の深まり~八ヶ岳自然文化園~

2019-10-24 | 山仕事

原村の森林整備を都会の企業の方々がかかわって下さっています。その活動のお手伝いをしていて、今回は学校林の手入れでした。その前に八ヶ岳自然文化園に集合…園内を散策しました。秋の深まりを感じる紅葉が始まっていました。まず白樺林です。

 

 

赤く色づき始めた木々も…林床の紅葉にも秋を感じます。

 

 

 

もう落ち葉が散り敷いていました。ひときわ鮮やかな紅葉も…

 

 

 

この木何の木?ですが、大きなこの木の黄葉はみごとでした!

 

 

 

散策後はここのレストランでランチ…キーマカレーのメニューですが、ライスとナンのチョイスでした。私はナンで…美味しかったです。

 

 

腹ごしらえをして、午後は作業をしました。学校林の手入れです。ここはずいぶん前に苗木を皆で植えた所です。苗木はシカに食べられてしまうので、この周囲を大きな網で囲いました。その苗木が大きくなって、もう食害の心配もないし、間伐や作業がしにくいこともあって網の除去をすることになりました。

 

網にはたくさんの蔓や草が絡まっていて、それを取り除くのが大変!それでも人の手が沢山あるとはかどります。徐々に片ついて行きました。

 

網を取り除いて随分すっきりしました。これで作業がしやすくなります。

 

 

作業が終わった後で、皆でティータイム…と言っても林の脇の農道でです。そこでサプライズ!遠路はるばる来てくださった方のお一人が、楽器持参で来られて演奏をしてくださったのです。なんと作業着、長靴姿でアルトサックスの演奏です!畑をバックに素敵な音色を響かせてくださって、みんなウットリ、疲れも吹き飛びました!

 

 

演奏が始まったら、急に空が明るんで陽がさしてきました!その時の空の様子もなんだか素敵でした!

 

 

都会の方と交流しつつ自然の中で体を動かして、おまけにクルミも拾って、いい一日でした。 

 

 

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秋の深まり~横川渓谷 かやぶきの館~

2019-10-24 | ドライブと散策

台風被害の方々のことが気になりつつ、年間計画の行事もこなさなければと、横川渓谷行きを実施しました。「横川川」は中央アルプス経ヶ岳を源として流れ下り、天竜川に合流する一級河川です。この横川渓谷には見どころが沢山あるのですが、この台風で危険個所が出て行くことができませんでした。この渓谷の入り口にあるのが「かやぶきの館」です。ここで薬草風呂に入って食事をいただき、散策をしました。横川川は増水して一部河岸が崩れたところもあるそうですが、この日は水量は減っていました。

 

「かやぶきの館」はかなり大きな茅葺の建物です。宿泊、日帰り入浴、食事、様々な体験ができる施設です。

 

 

 

 

茅葺屋根は本当に見事です。こんなに大きな茅葺屋根を葺くのはどんなに大変かと思います。

 

 

館の入り口には「かやじいじ」が出迎えてくれました。頭を下げたり手を合わせたり、動いていてビックリ…

 

中の廊下にはこんな昔の道具が展示されていました。

 

 

小さな茅葺の家もありました。その前には枝垂れ栗と紅葉したモミジの木が…枝垂れ栗はこの地元、辰野町の木です。

 

 

敷地は広く、別の場所に「能舞台」があります。能が上演されたり音楽祭に使われたりするようです。

 

 

外を散策すると秋の深まりを感じる紅葉に出会いました。

 

 

 

秋色アジサイやススキにも秋の深まりを感じます。シュウメイギクも秋の花です。

 

 

 

 

今回は見学できませんでしたが、この横川渓谷の蛇石までは何度も行きましたし、三級の滝まで行ったことがあります。夏もいいですが、秋の紅葉も素敵な所です。

 

ここでのお食事は季節感ある体に優しいお料理でした。茶碗蒸しには松茸も…デザートの甘酒プリンも美味しかったです。

 

 

 

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入山辺の里と旧山辺学校

2019-10-16 | ドライブと散策

松本市の東側、美ケ原の麓に入山辺があります。その山里の散策と、国宝になった「旧開智学校」と同じ擬洋風建築の「旧山辺学校」の見学に行って来ました。まずは入山辺の散策です。「山辺ワイナリー」を目指して行きました。入山辺はブドウ栽培が盛んです。

 

 

ここに運び込まれたブドウを仕込んでいるところを見せていただきました。ブドウは地元で採れた「マスカット・ベリーA」という品種だそうです。マスカット?!と、ビックリして聞き返してしまいましたが、ワイン用の品種だそうです。

 

ここはワインづくりの第一段階…実を取ってホースで工場の中に送られていました。ブドウの香りがいっぱいの場所でした!

 

 

ブドウの歴史の碑がありました。江戸時代に甲州から甲州ブドウが伝わったのが最初だそうです。

 

入山辺のブドウ畑です。山の際までブドウ畑が広がっていました。

 

 

 

ここにあった入山辺のマップを見ていて、何と我が名字の地区を見つけました!その名のついた神社と道祖神と城址がそこにはあるとのこと!これは行って見るしかないと、先に進みました。

 

案内にあった神社に着きました。広い境内ですが小さな神社…ひっそりと木々の中に鎮もっていました。

 

 

注目は御柱が建ててあったこと!諏訪とのつながりもあったのでしょうか?狛犬も何だかユニークです。

 

 

先に進むと道祖神がありました。天明6年、高遠藩の名工孫右ェ門の作だそうです。穏やかなその姿は縁結びの御利益があるとのこと…風雨にさらされるのが忍びないとこの地区の方々がしっかり覆いをしたそうです。(それにしても厳重に…)

 

 

そしてもう一つ城址です。この地区を治めていた小笠原氏の山城があったそうです。城址まではまでは標高差150mとのこと…登り口の案内板を確認して引き返しました。この山の上です。

 

自分の名字が付く神社と城址、それに道祖神を巡って、感無量でした。この道を奥まで行くと扉温泉があります。里山辺のもう一方の道を行くとよもぎこば林道を経て扉峠、ビーナスラインに通じます。林道の中間地点にある三城牧場、三城キャンプ場は我が家のオートキャンプの始まりの地…何度もキャンプに来た場所です。もちろん諏訪方面からはビーナスライン経由ですが。そこから美ケ原の王が頭まで登ったことも…あれこれ感慨深い散策ができました! 

この山間を流れる薄川にある「第一水力発電所」は、県内で一番古い発電所だそうです。碑と展示されている水車を見てきました。

 

 

そこから里に下りてきて、「旧山辺学校校舎」を見学しました。この学校は国宝「旧開智学校」の後にそれを模して造られた学校で、擬洋風建築です。まず正面から…まなこ壁や千鳥破風の玄関、それに八角塔は注目です!

 

 

こちらは裏から見た姿です。凛とした佇まいです。

 

 

「旧開智学校校舎」との比較がありました。似ているところもありますが、全体的に素朴な造りになっています。

 

 

八角塔には登れませんが内部の階段を覗いてみました。

 

校舎内は学校の様子や山辺地区の方々の暮らしなども展示されていました。開智学校はギヤマン(ガラス)学校、山辺学校は障子学校とも言われたそうです。

 

展示品で気になったものはあれこれあったのですが…写真のある物はオルガン、ランプ、時計です。

 

 

 

「みすず細工」の生活用具にも注目でした。みすず細工は以前に見学した松本民芸館にも展示されていました…

 

生活の場も再現されていました。気になる生活用具があれこれ…

 

この地区では「お八日(ようか)」という行事があって、藁の作り物が展示されていました。厄除けにこの藁を焼いたりするのだそうです。行事は2月8日に行われるようです。

 

 

校舎の外、庭には「二宮金次郎」の像が…今ではあまり見かけないものです。

 

「旧開智学校校舎」と「旧山辺学校校舎」ともう一つ「旧制高等学校記念館」を巡るのが「学都松本ミュージアムめぐり」です。これで開智学校と山辺学校が巡れました。あがたの森の旧制高等学校校舎は何度も行っているのですが、次回は記念館もじっくり見学してこようと思います…

 

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彩りの秋、実りの秋

2019-10-12 | 植物と手仕事

秋の花々…まずは「かんてんぱぱガーデン」に行ったので、その庭に咲いていた花です。秋の花「シュウカイドウ(秋海棠)」が花盛りでした。

 

「秋色アジサイ」と冬の花?「原種シクラメン」です。

 

 

メダカの池にはこんな素敵な花が…ここのメダカはみんな赤色です。

 

 

秋の花「リンドウ」が花盛り…「カシワバアジサイ」の葉が紅葉し始めていました。

 

 

たくさん咲いていたのは秋の花「ホトトギス」の白花と赤花です。アップで撮ってみました。

 

 

実家でも「シュウカイドウ」が花盛り…こちらはピンクの色合いが濃い花でした。

 

蕎麦が実をつけ、カタバミに「ツマグロヒョウモン♀」が来ていました。秋の実りの巨大カボチャも…

 

 

 

原村の庭に咲いていた「大文字草」こちらも赤花です。

 

「コルチカム」も花盛り…リンドウも咲いていました。

 

 

夫の作ったプランターホルダーにいつも来ている小さなカエルです…

 

 

 

さて次は「実りの秋」…先日、道の駅でリンゴの「紅玉」を見つけて購入!ジャムにし、今年は皮と芯を使って「ジュレ」を作ってみました。ジュレはとってもきれいな色でプリプリにジェリー状に固まって素敵な出来栄えです!

 

紅玉はジャムやお菓子作りに最適な品種です。夫がケーキ「紅玉のタルトタタン風 」を作ってくれました。リンゴのジュレもこのケーキも先日のNHK「きょうの料理」で放送されたレシピです。カラメルの甘さとリンゴの風味が相まってとっても美味しいケーキでした!

 

私は秋の新生姜でジンジャーシロップと甘酢漬けを作りました。甘酢漬けは何時も大きな塊で作るのですが、今回は母の為に千切りしょうがで作ってみました。

 

ジンジャーシロップの後に生姜の佃煮を作りました。(くちこさん流に!)じゃこも入れて美味しくできました。冷凍保存もしました。

 

畑のゴーヤもこれでおしまいです。今年は沢山獲れたのであれこれ工夫して食べました。夫がいつも作ってくれる佃煮です。ジャコがたっぷりで美味しい佃煮です。

 

ミョウガをたくさんいただいたので「甘酢漬け」にしました。きれいな色になって箸休めに良いです。

 

秋と言えば「栗」!ポポーもこの時期ならでは…秋の実りがあれこれ届いて嬉しいです。

 

栗はさっそく栗ご飯にし、渋皮煮も作りました。(夜なべ仕事の栗の皮むき、夫も手伝ってくれました。)渋皮煮は瓶詰と冷凍保存も…お正月のきんとん用の甘露煮も冷凍保存にしました。

 

 

 

美味しかったのは老舗「新鶴」のお菓子…娘が買って来てくれたのでお抹茶をたてていただきました。

 

秋の実りで期待していたのは「松茸」です。今年は暑さと少雨でキノコが採れない傾向で、松茸も少ないです。手に入れたのは傘が開いたものばかり…ちょっと残念でした。松茸ごはんにして味わいました。

 

 

先日、道の駅で買った生ワサビ…夫が酒粕でワサビ漬けを作りました。ワサビの辛みが美味しいワサビ漬けができました。

 

頂き物の可愛らしい「ホウズキ」…色も形も素敵です!

 

これも頂き物…南信州、松川町で買って来てくれた新品種のリンゴですが、「すわっこ」との命名!諏訪で生まれた品種でしょうか。大きくてきれいな色です。(なんと1個600g、直径11㎝もありました!)

 

 

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