紅葉狩りに秋の乗鞍高原に行ってきました。松本から上高地に向かう国道158号線で行きました。毎年何度もこの道を通って富山の娘宅に行っていたのに、今年はコロナの緊急事態宣言の前に1回だけ…久しぶりの上高地線です。途中の紅葉は登って行くに従って進んできていました。
梓川の渓谷もきれいなエメラルドグリーンでした。
奈川渡ダム付近も紅葉が進んできていました。ダム湖もきれいです。
この道のトンネルはかなり古く、とっても狭いです。大型バスがすれ違うのにかなり慎重にならざるを得ず、いつもそのための渋滞が発生します。そんなトンネルとカーブを解消しようと、今新たなトンネル工事が始まっています。
前川渡を左に折れて県道乗鞍岳線を進みます。すぐに前川渡大橋を渡ります。この渓谷もきれいです。
乗鞍高原に着きました。木々の紅葉が迎えてくれました。
黄葉の木々も目立ちます。
一の瀬園地を歩いてみました。目的はここの「大カエデ」です。まずは主に黄色に染まった木々が出迎えてくれました。
途中にこんなドームが…誰もいなくて、何に使うのかしらと思っていたら、次の日の新聞に載っていました!なんとここでカフェを開設するのだそうです。
山は霧に包まれていましたが、少し見えてきました。
大カエデまで行く途中にあった、カエデの紅葉がきれいでした。
白樺林は黄葉が進んでいる木や、散り始めている木がありました。
さて目的の乗鞍の「大カエデ」です!草原の中に一本だけ大きなカエデがみごとに色付いて目立ちます。この向こうに乗鞍が見えるはずでしたが…
ちょうど見ごろの紅葉で、その色どりをうっとり眺めました。
落ち葉のじゅうたんもきれいでした。
いつでも眺めていたいほどの美しさ…素晴らしい紅葉でした。
近くのドジョウ池を歩いてみました。
この辺りは綿毛や種になっているものなど、枯葉色が多かったです。
青い実やオレンジ色の実がきれいでした。
この辺りはレンゲツツジの群生地でもあって、今は紅葉していました。白樺の黄葉も…
「まいめの池」の水鏡に木々の紅葉が映ってとってもきれいでした。その上の乗鞍は雲の中でしたが…
この日は曇っていて紅葉の華やかさはなかったですが、しっとり落ち着いた紅葉も良かったです。
静寂な池の水鏡に映る黄葉の美しさをじっくり眺めていたら、雲の合間の乗鞍岳が見えてきました。
「善五郎の滝」を見に行く林は、ミズナラの黄葉がみごとでした。この黄金色に染まった林はとっても気持ちの良い空間でした。
ミズナラが実生でたくさん生えていました。どれも健気に黄葉し始めていました。
林の中の木にはクマよけの金属棒が吊るしてあって、叩いて鳴らしてくださいとのことでした。もちろんザックにはクマよけ鈴を付けていましたが。
「善五郎の滝」は落差の大きいみごとな滝でした。
下の段の滝つぼもきれいなエメラルドグリーンでした。
滝のしぶきがかかる場所では、いつも葉っぱに露をのせているのでしょう…
別の場所からもこの滝を眺めてみました。山の中の荘厳な滝は見ごたえありました。きれいな紅葉も…
帰り道で山の斜面を流れ落ちる水の風景を見ました。どこから湧いてくるのか?ですが、大量の水が勢いよく流れ下っていました。
苔も生き生きときれいでした。
最後にカツラの黄葉…このカツラの木はとっても大きく、その香りを車の中でも感じるほどでした。エメラルドグリーンの渓谷を見下ろす道沿いにありました。
久しぶりに乗鞍高原の紅葉を満喫できた一日でした…