新聞に「富士見町の三光寺の福寿草が咲き出しました」との記事があって写真も掲載されていたので、さっそく見に行ってきました。富士見町と言えば「富士山」がきれいに見えることでも知られています。ここは裾野までとっても大きく見える場所です。
少し霞んではいましたが、立派な富士山が見られて嬉しかったです。
この場所から見る「甲斐駒ヶ岳」も素晴らしいです。
富士見町にある2つのスキー場…「富士見パノラマリゾートスキー場」と「富士見高原スキー場」です。パノラマスキー場は眼前に八ヶ岳を望むロケーションで気持ちの良い滑りができます。
この日の目的地は「三光寺」です。このお寺は1417年に武田家14代の武田重信が父の供養のために開いたそうです。曹洞宗の禅寺です。参道を通って駐車場に行くのがかなり狭く、大きな車ではちょっと心配で国道沿いの駐車場に停めて行きました。
本堂の屋根には寺紋の武田菱が輝いていました。そこかしこに武田氏を感じるお寺です。木鼻や狛犬にも注目して見てきました。
きれいに整えられた庭や鐘楼、それに八角堂にも注目でした。
さて、目的の「フクジュソウ(福寿草)」ですが、庭のあちこちに顔を出していました。まだ咲き始めたばかりの様子の小さな花たちや蕾たちでしたが、寒いこの時期に芽を出してくる健気さに感動でした。
小さな蕾たちも可愛らしく、樹影が長く伸びる庭に咲く花は早春の雰囲気でした。
桜や梅が植えられている場所に行っていました。桜や梅はまだですが、木々の根元には「オオイヌノフグリ」や「ホトケノザ」や「ナズナ」が花開いていました。「タンポポ」はもう綿毛になっているものもありました。
お寺の生け垣には「サザンカ」の花も咲いていました。
寒い日でしたが、「富士山」を眺め、「三光寺」の「福寿草」に春の兆しを感じたひと時でした…